名駅の老舗レジャービルに地産地消テーマの居酒屋―バブル世代を狙う

名鉄レジャック3階「どてと串カツの店 鉄」店内の様子

名鉄レジャック3階「どてと串カツの店 鉄」店内の様子

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 名駅のレジャービル「名鉄レジャック」(名古屋市中村区名駅南1)3階に9月28日、居酒屋「どてと串カツの店 鉄」(TEL 052-589-3678)がオープンした。

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 名鉄レジャックは名古屋駅から徒歩圏内にある老舗レジャービル。ボーリング場や占い、レストラン、居酒屋、マンガ喫茶、サウナなどがあり、30年以上幅広い世代に利用されている。

 カウンター席=6席、テーブル席=60席を設ける同店は、バブル期にレジャックで遊んでいたと思われる40~50代の男性にターゲットを設定。店内は、昭和のポスターやホーロー看板、玩具などをディスプレーし「懐かしさ」を演出する。

 料理は「地産地消」をテーマに近海の漁港から仕入れた鮮魚、美浜町のトマト、南知多産のキャベツ、大根など地元の食材を中心に提供している。店長・岩田さんの「おすすめ」は、八丁みそを使った「味が濃いめでお酒がすすむ」という「どて」(380円)、1日100本以上の注文が入りソース・みそ・塩の3種類から選ぶことができる「串かつ」(1本=80円)。そのほか、おでん、サラダ、ご飯物、一品料理など用意する。

 ドリンクは、生ビール(390円)、梅酒、ワイン、ノンアルコールビール、焼酎、東海地方の日本酒など取りそろえる。岩田さんは「地産地消にこだわり将来的には焼酎も地元産に変えていきたい」という。

 オープンして1カ月が経ち、20~30代や女性1人客など幅広い客層から支持を得ているという。「これからもこのビルの歴史は続いていく。その中に残っていけるような特別な店、活気のある店になれば」と岩田さんは意気込む。

 営業時間は、ランチタイム=11時30分~14時30分、ディナータイム=17時30分~11時。

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