名古屋で「ジオメディアサミット」開催へ-位置情報を活用した新サービス模索

「ジオメディアサミット」ロゴ

「ジオメディアサミット」ロゴ

  • 0

  •  

 「ジオメディアサミット名古屋」が7月30日、スパイラルタワーズ内にある「HAL名古屋」(名古屋市中村区名駅4)で開催される。

[広告]

 運営は、地図のウェブアプリ「yubichiz(ゆびちず)」や「ルートラボ」など、ヤフーによる地図・情報位置をテーマに緯度経度情報を活用した実験サービスを展開する「LatLongLab」で、名古屋を拠点に展開している。

 ジオメディアは「ジオグラフィカル」と「メディア」の造語で、地理的な情報を扱うメディアのこと。現在インターネットの世界で熱い視線を浴びている」(ヤフー名古屋オフィスR&D統括本部 プラットフォーム開発本部 BS開発部の鋤柄さん)。2008年に東京で開催した第1回目の開催では、50人ほどの参加者だったが、今年4月に開催した5回目では300人が参加した。関西でも過去2回開いたが、名古屋での開催は今回が初めて。

 内容は、デジタルガレージ Twitterカンパニー CTO・Stephen Rifeさんが「Twitter Places」について、ヤフー地域サービス本部の本部長・村田岳彦さんが「Yahoo! Open Local Platform」について、それぞれ講演。続いて、サービスの運営・開発者が「日常生活に浸透し始めたジオメディア」をテーマにパネルディスカッションを開く。そのほか、一般参加者(現在募集中)がジオメディアについてライトニングトークを繰り広げる。

 「東京、関西での盛り上がりを受け、『これはぜひ名古屋でもやろう!』と勢いに乗って今回の名古屋開催にこぎ着けた」と鋤柄さん。「現在、ジオメディア関連サービスを運営、開発している人たちは東京に集中している。そうした人々や名古屋で活躍している『ジオメディア』な人々を交えて一緒に考える機会を作ることで、名古屋にもジオメディアの輪を広げ、ここから新しいアイデアを生み出して行ければ」と期待を寄せる。

 ジオメディアの魅力については、「iPhoneをはじめとするスマートフォンの普及に伴い、さまざまな位置情報サービスがリリースされ、ジオメディアは毎日の生活の中で普通に使われる存在になりつつある。今いる場所の近くの店やクーポンを探したり、友達との待ち合わせの際に自分の場所を知らせたり…さまざまな応用が利く魅力的なメディア。今後もジオメディアを使った思いもよらない楽しくて便利なサービスが出てくると思う」と話す。

 開催時間は18時~21時。定員180人。参加無料。

  • はてなブックマークに追加

名駅経済新聞VOTE

名古屋城と言えば?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース