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名古屋城に巨大な光のタワー出現-「あいちトリエンナーレ」で

名古屋城と光のインスタレーション「spectra [nagoya](スペクトラ ナゴヤ)」

名古屋城と光のインスタレーション「spectra [nagoya](スペクトラ ナゴヤ)」

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 名古屋城二の丸広場(名古屋市中区二の丸1)で9月24日・25日、「あいちトリエンナーレ2010」のインスタレーション「spectra [nagoya](スペクトラ ナゴヤ)」が開催された。

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 64台のサーチライトによる成層圏まで到達する強烈な白色光と、10台のスピーカーから出力される音の波を組み合わせ、都会の真ん中に巨大な光のタワーを出現させる壮大な仕掛け。

 手掛けるのは、岐阜県出身でフランス・パリ在住の電子音楽の作曲家で美術作家の池田亮司さん。数学的手法で音楽、時間、空間を構成し、それらの物理的特性と人間の知覚の関係性を明らかにする作品で注目される日本を代表するアーティスト。

 24日は天候が心配されたが、午後からの雨も夕方にはやみ、17時30分に点灯。暗くなるにつれ、徐々に空に伸びる美しい光線が姿を現した。二の丸を訪れた来場者は光に手をかざしたり、はるか頭上を見上げたり、思い思いにスケールの大きな現代アートを楽しんだ。

 「あいちトリエンナーレ2010」は10月31日まで開催。

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