名鉄百貨店本店本館（名古屋市中村区名駅1、TEL 052-585-1111）地下1階のスイーツステーションに3月7日、ケーキ店「グランスパティスリー名古屋駅店」がオープンした。

　2010年に北区杉栄町にオープンした同店。全商品をオーナーの古川博一さんが自らデザインし、店全体をプロデュースしている。商品は、三河産の新鮮な卵を使った生地と、「上品な甘さと豊かな香り」の和三盆を使ったロールケーキ「葵ロール」など。

　昨年、市内各地で開催された食べ歩きイベント「なごやめし博覧会」に参加し、新しい名古屋名物を決める「新なごやめしグランプリ」で、同店の「葵プリン（旧名徳川プリン）」がグランプリを受賞した。「葵プリン」は古川さんが10種類以上もの卵を試食し、試作を重ねて開発した濃厚で風味豊かな新しい「名古屋スイーツ」。プリンの中に隠れている、銅釜でじっくりと炊き上げた小豆が味にアクセントを加えている。美濃焼の器には金箔（きんぱく）をあしらい高級感を演出。価格は1個420円。葵プリンの販売時間は10時～、17時～（各回150個限定）。

　「グランプリの受賞をきっかけに、葵プリンは生産が追いつかないほどの人気商品になった。うれしい半面、限定数での販売のため、せっかく来店していただいても購入できない方も。名鉄百貨店に出店することで、より多くの人に当店の商品を届けることができてうれしい」

　そのほか、北海道産の生クリームを使った「特濃シュークリーム」、オープンに合わせて販売を始める「エクレア」などもそろえる。

　今月11日まではオープニングキャンペーンとして、1,000円以上購入客先着200人にカラフルなドラジェを進呈する（無くなり次第終了）。

　営業時間は10時～20時。