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ノリタケの森ギャラリーで被災地児童作ったがれきオブジェ展「ワタノハスマイル」

ワタノハスマイル ~子ども達が作った復興のオブジェ展~

ワタノハスマイル ~子ども達が作った復興のオブジェ展~

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 ノリタケの森ギャラリー(名古屋市西区則武新町3、TEL052-562-9811)第二展示室で2月13日~17日、東日本大震災で被災した宮城県の子どもたちの作品展「ワタノハスマイル ~子ども達が作った復興のオブジェ展~」が開催される。

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 同展を企画するワタノハスマイル(山形市)は、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市渡波(わたのは)地区の子どもたちと、同地区の小学校の校庭に流れ着いたがれきでオブジェを作り、全国で作品展を行っているプロジェクトチーム。

 東海エリアでの開催は、今回が2回目(前回は2011年7月、静岡文化芸術大学で開催)。鍋やざる、スプーン、洗剤のキャップ、木材などの流れ着いた日用品を使ったオブジェ約100点を展示する。オブジェ作りの様子について、「子どもたちは本当に楽しんで作りました」と、ワタノハスマイルの犬飼さん。

 犬飼さんが子どもたちに、「作品を見てどう思われたいですか?」と質問したところ、「元気とか出てほしい。素敵だなと思われたい」「石巻の人は想像力が豊かってことを感じてもらいたい。みんなも作ってみたいと思ってもらいたい」「面白いって思われたい。面白いのが1番。笑わせたい」「ビックリさせたい。震災の事が薄れているので、それを止めたい」などの答えが返ってきた。

 「がれきと呼ばれる悲しみのカケラたち。子どもたちが自由にくっつけ楽しいオブジェに変えた。作品たちには、悲しみさえも笑顔に変えてしまう、明るくて楽しい子どもたちの力が詰まっている。きっと元気がもらえるので見に来てください」と来場を呼び掛ける。

 最終日17日には、ワークショップ「海に落ちていたモノでオブジェを作ろう」も開催。会場には名古屋の海に落ちていた流木、漂流物を用意して、オブジェを作る。開催時間は10時30分~、14時~(各90分)。定員は各回10組で、小学生とその保護者が対象。参加無料。参加には事前予約が必要で、詳しくはホームページで確認できる。

 開館時間は10時~18時(最終日は16時まで)。入場無料。

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