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「円頓寺七夕まつり」開催迫る-パエリア鍋など「張りぼて」100点展示

「円頓寺七夕まつり」の準備が進む商店街。手前はパエリア鍋をモチーフにした「張りぼて」

「円頓寺七夕まつり」の準備が進む商店街。手前はパエリア鍋をモチーフにした「張りぼて」

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 円頓寺・円頓寺本町商店街(名古屋市西区那古野)で7月31日~8月4日、恒例の「円頓寺七夕まつり」が開催される。今年で58回目。

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 会場となるアーケードには同祭の特徴の一つで店主らが手作りする「張りぼて」が飾られている。スペインバル店は、イカ・エビ・タコがのったパエリア鍋の「張りぼて」、秋に同商店街を会場に開催予定している「パリ祭」かいわいメンバーが作ったエッフェル塔、喫茶店前にはケーキ、アニメキャラクターなど個性豊かな作品が並ぶ。今年は地元の中学生が作る「張りぼて」や、地元の子どものリクエストに応えたものなど約100作品が飾られる。

 初日は風船に願い事を書いて飛ばす「七夕バルーン」でオープニングを行い、名古屋おもてなし武将隊の徳川家康が円頓寺を舞台に進めている「地元愛プロジェクト」内の「新なごやめし」の発表も行われる。そのほか、ダンスショー、大正琴の演奏、津軽三味線の演奏、おさるのパフォーマンス、革細工などのものづくり体験など。通りには屋台のほか、既存飲食店が店舗前にブースを設けるなどでにぎわい、毎年約10万人が訪れる。

 「太陽光発電デモンストレーションやAED体験コーナーなども設け、祭りの楽しみだけでなく、環境なども学べるようにした」(同商店街理事の高木さん)という。「専門学生らのボランティアスタッフも増えるなど、外と地域とのつながりが広がっている」など新しい交流が生まれる場にもなっている。

 詳細はホームページで確認できる。

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