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名駅の「かばん修理工房」が靴修理引き受け-雪で痛んだ冬用ブーツや革靴など

靴修理も行う「かばん修理工房」

靴修理も行う「かばん修理工房」

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 名駅エリア那古野交差点近くの「名古屋かばん修理工房」(名古屋市西区那古野2、TEL 070-6411-7098)で現在、昨年末の大雪の影響を踏まえて冬用ブーツや革靴などの修理を行っている。

店長の椙山さん

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 かばんの縫製や壊れた金具の修理を行う同店は、かばんのクリーニングや表面の塗り直し、キズに樹脂や塗料を塗り込んで目立たなくする加工も行う。ホームページ、メール、電話での修理受け付けと並行した郵送サービスに注力し、東京、名古屋、大阪、北海道など全国から年間300件以上の問い合わせがあるという。

 店長の椙山さんは「お客さまが安心してサービスを利用できるように、職人は作業に集中できるように両者の仲介を行っている。修理後にお客さまから手紙をいただくことがあり、感謝の気持ちがお客さまの言葉で書かれている手紙に、修理担当の職人も喜んでいた。私もモチベーションにつながる」と笑顔を見せる。

 「預かるかばんは、高価な物だったり、お客さまの思い出が詰まった大切な物だったりするので、かばんの個性や症状に合わせた修理内容を分かりやすく説明するよう心掛けている」とも。同店スタッフの平野さんは「椙山店長はいつもお客さまの親身になって話を聞いている」と話す。

 昨年6月ごろから、顧客のニーズに対応し靴の修理やクリーニングも始めた。革靴をはじめ、ブーツやスニーカーも修理内容により引き受ける。「磨きだけでは何ともならないキズやかかとのすり減りの修理依頼が多い。靴の臭いを気にされるお客さまには、メールと郵送のやり取りだけで店員と顔を合わせない当店のサービスが好評」と椙山さん。費用は内容によって異なるが、1万円前後。

 「昨年末は名古屋でも雪が積もり、ブーツの素材を痛めてしまったという相談が多く寄せられた。ブーツは防水コーティングをすることで汚れも付きにくくなり、アフターメンテナンスにも効果的。新しく購入したブーツや大切なブーツをより長く使ってもらいたい」と話す。ムートンブーツの防水コーティングも受け付けているという。

 営業時間は10時~19時(窓口は18時まで)。土曜・日曜・祝日定休。来店は電話での要事前予約。

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