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名駅に函館の魚介を使う創作イタリアン 三河の外食企業が名古屋初進出

名古屋に初出店した、エイムクリエーションズの志賀栄太郎社長

名古屋に初出店した、エイムクリエーションズの志賀栄太郎社長

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 名駅4丁目に11月19日、北海道の食材を中心に扱う創作イタリアン「dining SILVA(ダイニング シルバ)」(名古屋市中村区名駅4、TEL 052-446-7772)がオープンした。

函館漁港から届く魚介を並べたマルシェコーナー

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 三河地区に居酒屋やバル、カフェなど14店舗を展開するエイムエンタープライズが同店オープンを皮切りに名古屋への店舗展開のために設置した新会社、エイムクリエーションズ(名駅4)が経営する。

 店舗面積は3フロアで59坪、90席を設置。店名の「SILVA」はラテン語で森林、植物の意味を持ち、それにちなみ店内には植物を多くディスプレーする。

 「名駅に大人のダイニングを作りたい」(同社の志賀栄太郎社長)という発想が始まり。「最近はバル、ビストロなどのにぎやかでザワザワした店が多いので、少しくつろげて、ゆっくりとおいしいもの堪能していただきたいという思いからダイニングの運営を考えた」という。

 魚介は北海道の函館漁港の鮮魚店と業務提供し、「新鮮で名古屋では手に入りづらい魚介類を仕入れることができた」という。肉は岩手県山形村の「短角和牛」のほか、シカ、カモ、イノシシなどのジビエも用意。野菜は契約農家から取り寄せているという。「食材をお客さまに見ていただきたい。陳列ブースを作らなければ」という思いで、入り口近くの場所に魚介、野菜、肉など素材をディスプレーする「マルシェコーナー」を設け、利用客を出迎える。

 魚介をアクアパッツァやムニエル、蒸し焼きなど素材に合った調理法で提供する「函館スペシャルオーシャンズ」(1,980円)は、残ったソースでリゾットを注文することができる(追加料金300円)。数種類の魚介の盛り合わせ「鮮魚と貝のカルパッチョ盛り」(豪快盛り1,800円、ハーフサイズ980円)、「短角和牛」をはじめとしたビーフステーキ、「THE BEST STEAK」(100グラム1,480円~)。「愛知県で自家製を食べられるのはここだけ」だという、モッツァレラの中に生クリームを入れたイタリアンチーズ「自家製 ブラッティーナ」(1,250円)は同店自慢メニューの一つ。価格は税抜き。

 「いつか名古屋に進出しようと考えていた。いい条件の場所と出合えた。名古屋に進出することは少し怖さもあるが、続けていき、今後は郊外でカフェを展開してみたい」とも。

 営業時間は17時~24時。

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