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奥三河産のジビエを使ったメニュー 名駅のイタリア料理店が秋限定で提供

「奥三河高原 ジビエの森」のシカ肉を使った「鹿肉のコンフィと柿のサラダ仕立て」

「奥三河高原 ジビエの森」のシカ肉を使った「鹿肉のコンフィと柿のサラダ仕立て」

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 東海エリアの食材を中心に使うイタリア料理店「ペル アデッソ東海 KITTE名古屋店」(名古屋市中村区名駅1、TEL 052-433-2401)で現在、奥三河で育ったジビエなどを使った秋の限定メニューを提供している。

ほとんど市場では流通しないという「すだれ貝」を使ったカルパッチョ

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 運営はイタリアンを中心に全国で167店舗、56ブランドを展開するジローレストランシステム(東京都渋谷区)。同店の席数は68席。客層は女性客が6~7割で、仕事帰りの20~30代女性や女子大生グループ、女子会などの利用が多いという。

 今回の秋限定メニューで使うジビエは、奥三河産のイノシシやシカなど鳥獣類を加工する施設「奥三河高原 ジビエの森」から仕入れる。夏のメニュー企画で、奥三河高原にある村松農園のカラフルトマトを使ったことをきっかけに、「農園の村松さんから『奥三河に昨年、ジビエの森という解体処理施設を設立し、安心、安全にジビエを供給することができるようになった』という話を聞いた」と同社総調理長の鶴岡さん。一般的に狩猟が解禁になる秋~冬にかけてジビエの旬とされているこの時期に合わせて企画した。「ジビエは最近少しずつ認知されてきているが、まだまだおいしさを知らないお客さまに伝えるべくメニューに取り入れた」とも。

 同メニューは全7品。イノシシ肉、シカ肉といったジビエのほか、東海エリア産のキノコなど、魚介を使い、前菜、ピザ、パスタなどを用意。イノシシ肉を赤ワインで煮込みラグーソースにしたパスタ料理「イノシシのラグーソース」(1,380円)、シカ肉のコンフィを盛り付けた「鹿肉のコンフィと柿のサラダ仕立て」(980円)、「幻のエリンギ」と呼ばれるキノコ「とっとき」、「黄金たもぎ茸(たけ)」、生のキクラゲ、シイタケをフリットにした「東海産いろいろきのこのフリット」(650円)、ほとんど市場では流通しないという「すだれ貝」を使った「低温調理すだれ貝のカルパッチョ ペルアデッソ風」(780円)など(価格は全て税別)。

 営業時間は11時~23時。同メニューは11月30日まで。

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