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名古屋で映画「KING OF PRISM」舞台あいさつ 出演声優2人が登壇

来名した寺島惇太さん(右)と五十嵐雅さん(左)

来名した寺島惇太さん(右)と五十嵐雅さん(左)

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 名駅の映画館「ミッドランドスクエアシネマ」(名古屋市中村区名駅4)で5月29日、映画「KING OF PRISM-PRIDE the HERO-」の先行試写会が行われ、出演の寺島惇太さんと五十嵐雅さんが舞台あいさつで登壇した。

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 同映画はテレビアニメ「プリティーリズム・レインボーライブ」のスピンオフとして昨年劇場公開された「KING OF PRISM by PrettyRhythm」の続編。フィギュアスケート、歌、ダンスなどを組み合わせたエンターテインメント「プリズムショー」で頂点を目指す少年たちを描く。第1作は全国14館の公開からスタート。SNSや口コミでのファンの応援でロングランとなり、興行収入8億円、観客動員48万人のヒットとなった。続編では前作の主役「Over The Rainbow」の3人に憧れ、プリズムショーへの道を歩き出した一条シン(寺島さん)ら7人の少年の挫折と成長を描く。

 寺島さんと五十嵐さんが登壇すると会場から大きな拍手が起きた。客席を見渡した寺島さんは「サイリウムを振っていただき、温かいムードでとても話しやすい」とあいさつ。五十嵐さんは「皆さんの声を聞けることが一番うれしいこと。温かい声援がキンプリの神髄」と笑顔を見せる。

 演じたシンについて寺島さんは「天性のきらめきを持っている少年。前作ではプリズムショーに出合い、先輩たちに教わりながら入っていった。本作では立派に勉強して、パワーアップしたプリズムショーを皆さんに披露することができる」と話す。司会から「シンの純真さは本人に似ているのでは?」と聞かれ、「僕も20年くらい前はシン君みたいに純真だった」と会場を笑わせる場面も。

 同作品では地区ごとに担当キャラクターが設定され、五十嵐さん演じる鷹梁ミナトは中部・東海を担当。第1作のメインキャラクターの一人、神浜コウジと共に地域限定販売の前売り券に登場した。五十嵐さんが「ミナトはいい役でしょう?」と問い掛けると客席から賛同の歓声が上がった。「ミナトはいろいろな大事なものを背負いながら、その中で彼なりにイニシアチブを取って、挑戦していく。言いたいことはいっぱいあるが、これ以上は深く言えない。キーワードはカレー。公開してから皆さんと思い切り語り合いたい」と公開を心待ちにする。

 最後に2人は「前作にも増して、とんでもないパワーを持った映画になっている。1回見ただけでは、いろいろありすぎて大変なはず。納得いくまで劇場に通っていただき、細かいところまでしっかり見ていただけたら。もう堪能したと思ったら、まだ見ていない人たちに面白さを薦めていただけるとうれしい」(寺島さん)、「皆さんのくれるエネルギーに本当に感謝している。僕にとって最初のキンプリのイメージは、観客の少ない劇場から始まり、どんどん声援の輪が広がっていったこと。僕自身この作品に勇気をもらったし、成長とはどういうものなのか教えてもらえた。皆さんと一緒にこの時間を過ごしていけたらと思う。これからも引き続きよろしくお願いします」(五十嵐さん)と映画のヒットを祈願。観客に手を振りながら会場を後にした。

 ミッドランドスクエアシネマほかで6月10日から公開。

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