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名駅南の新ビル「グローバルゲート」 低層棟の屋上庭園などお披露目

「グローバルゲート」外観。手前から大和ハウス名古屋ビル、商業施設が入る低層棟、高層タワー

「グローバルゲート」外観。手前から大和ハウス名古屋ビル、商業施設が入る低層棟、高層タワー

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 名古屋駅南の「ささしまライブ24地区」に10月オープン予定の新ビル「グローバルゲート」(名古屋市中村区平池町4)で6月1日、館内施設の一部が公開された。

低層棟の4~5階相当部分にで位置する屋上庭園

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 同ビルは、オフィス(6~29階)、ホテル「名古屋プリンスホテル スカイタワー」(31~36階)、コンベンションホール(2~4階)で構成される地上36階建ての高層タワーと、17階建ての大和ハウス名古屋ビルの2棟をつなぎ、商業施設(1~4階)と屋上庭園(4~5階部分に相当し、階段でつながる空間)を有する低層棟で構成する複合施設。3月31日に完成し、4月からオフィステナントの入居を開始した。

 吹き抜け部分に樹木を植える商業施設は、「グリーン スタイル」をコンセプトに据え、南側壁面に太陽光発電パネルと植栽を設置するほか、屋上庭園には芝生を敷いたエリア、タンポポやヨモギ、ハギなど自然に近い植物を植えた植栽、緑で覆われた通路などを設けた。5階相当のエリアには「二十四節気ガーデン」と名付けた庭園を配し、さまざまな木々、花、ハーブなどを植える。庭園はベンチなどを設置する。

 商業施設には生活雑貨やレストラン、カフェなどが入居する。広報担当者は「緑のあるこの庭園は中川運河から流れ込む風が通る。仕事の合間や休日のショッピング、レジャーなど、リラックス、リフレッシュしてもらえたら」と話す。当日は屋上庭園に設けた農園で、近隣の保育園児が参加し落花生とサツマイモの苗を植え、園児の元気な声が庭園に響き渡った。

 オフィスはワンフロア約514坪で柱のない空間が特徴。最小約30坪に分割することも可能(6~17階)。窓には断熱性に優れたガラスを使い、方角により、JRセントラルタワーズやJRゲートタワーなどのビル群、中川運河などが見渡せる。オフィス担当者によると、現在、オフィスフロア全体の面積ベースで7割の入居が決まっており、うち1割がすでに入居し稼働しているという。

 「名古屋プリンスホテル スカイタワー」は10月2日に開業。170の客室のほか、ラウンジ、フィットネス、パソコンや複合機(別途料金)などを置くビジネスセンターなどを備える。ホテルロビーを設ける31階にはレストランも配し、ビュッフェ料理を中心に提供するほか、景色を楽しめるバーカウンターも設ける。6月10日9時から宿泊受付を始める。

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