食べる

名駅の飲食店街で「ジビエ・ヌーボー」 6店舗が愛知産ジビエ使った料理

カフェ&バー イルバンボッチョが提供する「猪のスペアリブの窯(かま)焼き&グリル」

カフェ&バー イルバンボッチョが提供する「猪のスペアリブの窯(かま)焼き&グリル」

  • 22

  •  

 名古屋クロスコートタワー(名古屋市中村区名駅4)地下にある飲食店街「チカマチラウンジ」内の6店舗で11月12日、愛知産のジビエを使った料理が楽しめる「ジビエ・ヌーボー」が始まった。

天ぷら酒場 NAKASHOの「鹿ロースの天ぷら」

[広告]

 今回が初開催。イベント担当者は「愛知県が野生鳥獣による農作物被害防止活動の一つとして、ジビエの有効活用する事業に取り組んでいる。消費拡大のためにも愛知産ジビエのおいしさをもっと認知していただけるように努めている」と話す。愛知産ジビエとは、県内で捕獲され、県内の食品営業許可(食肉処理業)を受けた処理場で処理されたイノシシとニホンジカの肉のことを指す。

 ボージョレ・ヌーボーの解禁日に合わせ開き、ボージョレ・ヌーボーや日本酒などのアルコールと合うように各店が新開発した料理を期間限定で販売する。

 参加店舗とメニューは、「カフェ&バー イルバンボッチョ」=イノシシの骨付きリブロース肉を使った「猪(いのしし)のスペアリブの窯(かま)焼き&グリル」(2,200円)、「ビアバル マ・メゾン」=初心者でも気軽に楽しめるという「鹿ハムと猪ハムのピンチョス」(530円)と「猪の一口水餃子(ギョーザ)」(290円)、「和食 竜むら」=八丁みそと白みそを合わせた日本酒ベースのスープの「足助産猪鍋」(1人前1,400円、注文は2人前から)、「天ぷら酒場 NAKASHO(なかしょう)」=最高ランクの鹿のロース肉を使った「鹿ロースの天ぷら」(1,000円)、「小料理酒場 板バ酒バ魚(さかな)」=最高級のイノシシのロース肉を日本酒、水、昆布だけで仕立てたシンプルなだしにくぐらせて食べる「日本酒の猪しゃぶ」(1人前1,300円)、「海鮮料理 はるは食堂」=イノシシ肉のジャーキーとウインナー、野菜スティックにまるは食堂オリジナルのタルタルソースを添える「猪肉と野菜スティック タルタルソース添え」(600円)。価格は税別(はるは食堂のみ税込み)。

 担当者は「まだまだジビエには苦手意識があるので、今回はジビエの先入観をくつがえすようなジビエ初心者にも食べやすい料理を用意した。これを機に、ジビエを食することが山間地域の活性化にも役立つことを知ってもらい、ジビエがおいしい食材として広がっていけば」と期待を込める。

 営業時間は店舗により異なる。12月15日まで。

名駅経済新聞VOTE

名古屋城と言えば?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース