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名古屋タカシマヤで「秋の大北海道展」 3密・感染予防対策講じ1年ぶりの開催へ

「鮨処 竜敏」の「蝦夷バフンウニ」とイクラのどんぶりとすしのセット

「鮨処 竜敏」の「蝦夷バフンウニ」とイクラのどんぶりとすしのセット

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 「秋の大北海道展」が9月9日、ジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市中村区名駅1)10階催会場で始まる。

1日20リットルしか取れない牛乳を使ったソフトクリームパフェ

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 同店で毎回、人気を集める「北海道展」は、予定していた3月開催が新型コロナの影響で中止になり、昨年9月に開催した「秋の大北海道展」(来場客数約26万人以上)以来、約1年ぶりの開催となる。物産展の開催は昨年11月の「大東北展」以来約10カ月ぶり。同展は同店開店20周年記念企画の一環。

 広報担当者は「今回は新しい生活様式を踏まえた開催で出店数を減らし通路幅を拡大するなど、お客さまやスタッフの安全・安心を優先した新しい形での北海道展」と話す。店舗数は昨年と比べ約3割減の全76店舗で、通路幅は従来の約1.5倍の約2メートルから約3メートルに変更。混雑時は入場制限を行い、ソーシャルディスタンスを示すために会場足下に、北海道グルメのイラストをマークにし設置するなど3密対策を施す。試食・試飲は中止する。

 「コロナ禍で販路が減少する出店者を応援するという意味も込めつつ、旅行やお出かけが容易にできない今だからこそ、『楽しかった』「おいしかった」といった前向きで明るい言葉が飛び交う北海道展になるよう、安全・安心を優先して実施する」(同担当者)と話す。

 ミシュランガイド掲載のラーメン店「らーめん竹馬」がイートインで出店し「厚真産放牧豚のとろける生ベーコンのみそらーめん」(1,430円、1日300食限定)を販売。同じくイートインの「鮨処 竜敏」は「蝦夷バフンウニ」とイクラを合わせたどんぶりとキンキや希少だという深海魚メヌキなどのすしのセット「厳選にぎりとうに・いくら丼」(3,960円、同100食限定)を用意。イートインは整理券を配布し並ぶ時間の削減を図る。

 1日20リットルしか取れない牛乳を使った「北海道産メロンと放牧牛乳のソフトクリームパフェ」(宇野牧場、671円、同300杯限定)、濃厚さと後味にこだわり開発したジャージー牛乳のソフトクリームを使う「シャインマスカット&ピオーネ フルーツソフト」(フルーツスタジオ、1,512円、同100杯限定)は、実演販売を行う。

 そのほか、カニ・ウニ・イクラなど15種類の具材が入る「海の輝き」(2,376円、同50個限定)、ブランド牛「びほろ牛」の部位食べ比べができる「焼肉屋さんの道産ステーキ弁当」(2,592円、同50個限定)なども。以上、全て15日までの出店。

 一部の売り場スタッフは「なまらお待たせしました!」と書かれたTシャツ着用で来店客を出迎える。「出店者からは『純粋に名古屋で北海道展ができることがうれしい』という声が多く届いている」(同)という。物産展ができない間には東海地方のファンから「名古屋で買える日を待ってる」「秋楽しみにしてるよ」という温かい声が多く届いていたとも。

 開催期間は、第1弾=今月9日~15日、第2弾(出店内容が変わる)=16日~22日。開催時間は10時~20時(15日・22日は17時まで)。

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