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名古屋城で秋まつり始まる 地元食材使うグルメや縁日、産品販売も

「名古屋城 秋まつり」の縁日ブースとグルメブース「鯱食堂」の様子

「名古屋城 秋まつり」の縁日ブースとグルメブース「鯱食堂」の様子

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 名古屋城(名古屋市中区本丸1)で10月24日、「名古屋城 秋まつり」が始まった。

「名古屋城 秋まつり」の縁日ブースで楽しめる射的

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 期間中の土曜・日曜・祝日には二之丸広場前園路で、グルメブース「鯱(しゃち)食堂」と縁日ブースが出店する。鯱食堂は地元食材を使ったメニューが中心で、名古屋コーチンのもも串焼き、つくね串焼き、みそ串カツ、名古屋コーチンを使った「殿様コロッケ」のほか、老舗和菓子店「新杵堂」の「栗きんとん」や名古屋の和菓子店「一朶(いちだ)」の求肥(ぎゅうひ)を使った「プレミアムアイス最中」などのスイーツも販売する。アルコール・ソフトドリンクも用意する。

 縁日ブースには射的と輪投げを用意。輪投げは子ども専用台も設置する。初日には家族連れや若者グループの楽しげな声が聞こえた。愛知の産品を集めたという景品は、常滑焼のミニつぼや招き猫、美濃焼の小皿や箸置き、かつて名古屋城の堀部分に走っていた「瀬戸電」をモチーフにした陶器の「瀬戸電 貯金箱」、有松鳴海絞の手拭いや傘、名古屋扇子など。景品は土産として現金で販売も行う。

 縁日は小判をデザインした専用通貨「小判」で、鯱食堂は「小判」または現金で利用できる。「小判」は会場で100円=1両、1,000円=11両で販売する。

 ブースの一角では今月24日に新しく発売した名古屋オリジナルの土産「金シャチクリップス」「本丸御殿 金の手鏡」なども販売している。

 31日には二之丸広場でステージイベント「名古屋の芸能DAY」を行う。講談師・旭堂鱗林さんや、愛知県の魅力のPRを目的に活動する「名古屋おもてなし武将隊」「徳川家康と服部半蔵忍者隊」「あいち戦国姫隊」らが登場する。11月1日は同会場で「名古屋ジャズストリート」「KITA JAZZ」のジャズ演奏を行う。

 美濃和紙で作られた和傘と有松鳴海絞の日傘を無料で貸し出すサービスも行う。同イベント担当者は「傘の貸し出しは夏にも実施したが人気だった。直射日光を避け、ソーシャルディスタンスも保てる」と話す。貸し出しは期間中の土曜・日曜・祝日に縁日の受付で受け付ける。

 今月31日~11月15日の期間限定で、江戸時代から残る「西南隅櫓(すみやぐら)」と「東南隅櫓」を公開する。

 同担当者は「観光で来ている方も見掛ける。気持ちのいい季節なので、この機会に地元の方にも名古屋城と秋まつりを楽しみに来てほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は9時~16時30分。名古屋城の観覧料500円が必要。11月23日まで。

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