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SNSで生まれた着地型観光「#愛知Twitter会を巡る旅」 6社の「中の人」が登場

「#愛知Twitter会を巡る旅」ロゴマーク

「#愛知Twitter会を巡る旅」ロゴマーク

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 SNSで生まれた企画「#愛知Twitter会を巡る旅」が10月9日、住友生命名古屋ビル(名古屋市中村区名駅南2)の会議室で開催される。初開催。

「#愛知Twitter会を巡る旅」パンフレットの表面

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 「#愛知Twitter会」は、本社や支店、活動の場など拠点を愛知に構える企業、団体、キャラクターが、愛知を盛り上げることを目的にしたグループ。現在は約90が参加し、企業などの公式ツイッターの「中の人」が、業界の垣根を超えてさまざまな交流を行っているという。愛知のほか、さまざまな地域で展開しているグループ。

 「#愛知Twitter会を巡る旅」発案者は、名鉄観光サービス(名駅2)の公式ツイッターアカウントの「中の人」である商品事業本部の菊池翔真さん。同社は昨年秋、「#愛知Twitter会」に仲間入り。グループに入る際の自己紹介で「グループで知り合った愛知の企業などを回れるバスツアーを作りたいとしたが、コロナ禍で実現できていない。ツアーで行けないなら、会いに来てもらおうと企画した」と話す。事前申し込み制で、1回の参加人数も定員を設け、新型コロナ感染対策を講じて開催する。

 当日は、「#愛知Twitter会」で出会った6社の企業公式ツイッター担当者が順番に登場し、セミナー形式で企業や商品のPR、裏話などを披露する。そのほか、企業製品の体験や、ノベルティーグッズの進呈、企業「ならでは」のゲームやクイズ、担当者との交流もできる。

 参加するのは、「キリマルラーメン」を製造する小笠原製粉(@Kirimaru_Ramen、フォロワー数=3.6万人)、缶バッジなどグッズを製造するシー・アール・エム(@badge_tatsujin、同=1.8万人)、冷凍パンのメーカーの永楽堂(@eirakudo_pan、同=1.2万人)、名鉄観光サービス(@MWT_Travel、同=9063人)など。フォロワー数は今月7日時点。「ほとんどが広報専任ではなく兼任や本業務の合間に手掛けている。皆さん楽しみながらツイッター業務をこなしている」(菊池さん)。そのほか、県外も含めた3社が動画メッセージやノベルティー配布で参加する。菊池さんが「添乗員」として司会進行を勤める。

 「愛知は観光地が少ないと言われるが、魅力的な企業が観光になり得ると思う。ツイッターを通じて企業や団体のファンが増えれば。好きになった『愛知の推しの企業に会いに行く』という目線の旅行提案の取り組み。今回はきっかけづくり。直売所やECサイトを持っている企業もある。コロナが落ち着いたら店舗に買いに行ってみようと思ってもらえたら」(菊池さん)と話す。「コロナ禍で少なくなったPRの場としても、各社に活用してもらえれば。リアルに会って交流できる新たな楽しみになる」とも。

 開催時間は10時30分~12時30分、14時~16時の2回。定員は各回30人。参加費は1人3,900円。販売は10月3日まで(定員になり次第販売終了)。最少催行人数は1人。告知はツイッターのみで行う。

 一部参加企業を入れ替えて、第2弾(11月14日)、第3弾(12月4日)も開催予定。

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