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名駅・名鉄百貨店の「ナナちゃん」現場復帰 新衣装で「リ・スタート」を盛り上げる

たくさんの見物客や報道陣に囲まれる、現場復帰した名鉄百貨店本店の「ナナちゃん」

たくさんの見物客や報道陣に囲まれる、現場復帰した名鉄百貨店本店の「ナナちゃん」

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 「化粧直し」のために不在だった名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)の「ナナちゃん」が12月1日、「現場復帰」した。

中心に101個のドットを付けた新しい衣装をまとったナナちゃん

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 ナナちゃんは1973(昭和48)年に設置された、身長6メートル10センチの巨大マネキンで、同店の「広報部員」のほか、企業の広告塔として企画に沿った衣装を身に着け活躍する。名古屋駅前のシンボルの一つとして広く知られている。

 11月9日から同店メンズ館前の設置場所を「留守」にし、京都に「化粧直し」に出掛けていたナナちゃん。不在時には、普段は店内に設置されている、ナナちゃんの6分の1サイズの妹「ミナちゃん」が同所に移り、留守を預かっていた。

 9月1日から進めてきた同店のリモデルが開店記念日でもある12月1日に完了。「リ・スタート」を切り、今月7日まで開催される開店67周年記念祭を「帰ってきたナナちゃん」がPRする。

 当日の開店前に、お色直しを終え、新しい衣装をまとったナナちゃんの除幕式が行われた。新しい衣装は、名鉄百貨店の買い物袋にデザインされている101個のドットをモチーフとしたネイビーのワンピースで、中心には101個のドット(青色のプレミアシャイニーボール=48個、青色に光るLEDイルミネーション=52球、特別に光り輝くライト=1個)が付けられている。衣装は、大人の洋服の約4人分の生地を使ったという。

 同社の柴田浩社長は「101個のドットは、プラスワンの思いを大切にし、お客さま一人一人を大切にしたいという思いを表現したもの。買い物のほか、当店でゆったりと上質な時間を過ごしてほしい。再出発を盛り上げてもらうために、ナナちゃんはよりチャーミングな姿になって戻ってきてくれた」と話す。

 新規出店したのは13店。書籍、雑貨、文具を扱う生活提案型書店「TSUTAYA BOOKSTORE名鉄名古屋」(本館8階)、手芸用品専門店「ユザワヤ」(本館4階)、中部地区初出店の高級スーパー「紀ノ国屋」、愛知県産小麦を使うドーナツなどを販売する「ザラメ スタンド」、名古屋・八事の老舗フランス菓子店「シェ・コーベ」(以上、本館地下1階)の出店のほか、リビングフロア(本館6階)のリニューアルが行われた。

 営業時間は10時~20時。

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