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名駅南の「レジャック・ボウリング」が中古ピン販売 3月末の営業終了に伴い

販売するピンを手にする「レジャック・ボウリング」マネジャーの杉本さん

販売するピンを手にする「レジャック・ボウリング」マネジャーの杉本さん

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 名古屋駅近くの商業ビル「名鉄レジャック」(名古屋市中村区名駅南1)6階のボウリング場「レジャック・ボウリング」(TEL 052-588-6667)が2月1日、中古のボウリングピンの販売を始めた。

販売する「レジャック・ボウリング」で使われていたボウリングのピン

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 1972(昭和47)年11月に営業開始した同ビルは、ビルの老朽化と、建物オーナーとの賃貸借契約が満了を迎えることを理由に、今年3月末で営業を終了する。これに伴い同ボウリング場も営業終了する。

 開店当時の店名は「レジャックスカイボウル」。2000(平成12)年3月27日に現在の店名に変わりリニューアルした。現在はワンフロアに16レーンを設置。コロナ禍以前はビジネスマンの利用が多かったが、現在は学生の利用も増えてきているという。

 今回販売するのは、実際に同施設で使っていた中古のピンで、クリーニングとコーティング済みのもの。同施設マネジャーの杉本淳さんは「営業中に使うピンとクリーニングに回すものをローテーションで使っていたが、営業終了のため不要になった。結果的に捨ててしまうので、記念やネタに欲しいという人に渡れば、という考えで販売することにした」と話す。

 価格は1本900円。販売は100本限定。9本購入すると1本無料で付いてくる。ピンは高さ38.1センチ、横幅12.1センチ、重さ1.4~1.6キロ。ボウリングボールの販売はない。

 「どれだけ売れるのか、本当に売れるのか読めないが、常連さんの思い出や、インテリアに使ってもらうほか、自宅の廊下に10本並べて写真を撮ってSNSに投稿するなど、面白がってくれれば」と杉本さん。

 3月5日には「さよならボウリング大会」も開催。1人3ゲームができる個人戦で3ゲームのトータルスコアで順位を決める。杉本さんも参戦する。「常連のお客さまから一緒にプレーしたいという声ももらっていた。最後に一緒に楽しめれば」。杉本さんのスコアを上回った参加者への特別賞も用意する。開催は10時30分から。参加費2,500円(貸し靴付き)。参加者は先着で47人。予約は指定のメールアドレスで受け付ける。

 営業時間は10時~24時。

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