今年のゆかたは、レトロポップ柄と高級素材に注目-JR名古屋タカシマヤ

今年のゆかたの傾向は、レトロポップ柄や高級素材などが登場ージェイアール名古屋タカシマヤ10階きものサロンで

今年のゆかたの傾向は、レトロポップ柄や高級素材などが登場ージェイアール名古屋タカシマヤ10階きものサロンで

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 ジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市中村区名駅1)10階きものサロンで4月2日より、「2008ゆかたまつり」が開催されている。

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 今年のゆかたの傾向について、同売り場担当者は「今年も、昨年同様白ベースのもの、ピンク、水色などパステルカラーが中心。柄は、昨年人気が高かった大きめの柄やレース柄に比べ、比較的小さめの花など総柄が多いほか、幾何学的でレトロポップな柄も新たに登場している」と話し、挿し色としてグリーンや今年の流行色イエローなど、鮮やかなカラーを使用しているのが特徴だという。

 同売り場には毎年、洋服の流行に合わせた柄や色のものが多く登場し、今年は「SLY」や「Luxjewel(ラグジュエル)」など、人気ブランドがゆかたや帯などを販売する。人気ブランド「ef-de(エフデ)」やファッション雑誌「ViVi」と呉服メーカーが共同開発した「タカシマヤオリジナルゆかた」も、新たに販売している。

 素材は、高級素材として使用され、綿で透け感のある素材「綿絽(めんろ)」や麻素材のものが登場。昨年初めて販売し好評だったという「作り帯」もバリエーションを倍以上に増やし、同店限定のオリジナル商品も販売する予定。小物は、レースの半襟や足袋、帯や髪飾り、帯留めにラインストーンをちりばめたものが多く、「ゆかたに小物でポイントコーディネートする着こなしは、定番になりつつある」(売り場担当者)と話している。

 一方、メンズ向けのゆかたは白、黒、グレーをはじめ、柄は縞、かすり、七宝など昨年同様落ち着いた色や総柄のものが多く、一部ポイントにドクロや龍をあしらったものも。「メンズ向けゆかたは、色や柄の傾向は似ているが、売り上げは毎年伸びている。10代後半~20代だけでなく、30代の購入客も多い」(売り場担当者)という。

 ゆかたの価格帯は、レディス=3万円前後、メンズ=25,000円前後、キッズ=15,000円~20,000円。「作り帯」の価格帯は13,650円~。

 同店では、4月23日以降に「ゆかた」売り場の規模を倍以上に拡大し、レディス、メンズ、キッズ向けに合わせて約2,500枚のゆかたを販売するほか、6月からは、鼻緒と下駄の台を自由に組み合わせたオリジナル下駄を製作できる「華緒バー」も設置。小物の種類も充実させていくという。

 販売は8月26日まで。

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