「名古屋城宵まつり」開催へ-天守閣再建50年で金シャチ誕生の秘蔵映像も

昨年の「名古屋城大盆おどり」の様子

昨年の「名古屋城大盆おどり」の様子

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 8月7日~16日の10日間、名古屋城内(名古屋市中区本丸1)を会場とする「名古屋城宵まつり」が開催される。今年で4回目。

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 ライトアップされた名古屋城が望める会場では、「城下町ビアガーデン」や露店などが出店する縁日などを展開。会場内の照明は基本的に、取り付けたちょうちん2千個を使い、昔懐かしい夜祭りの雰囲気を演出する。

 正門エリアでは、毎年多くの人が踊りの輪に加わり楽しむ「名古屋城大盆おどり」を開催。振り付けをホームページで公開し、誰でも参加することができる。そのほか、名古屋城鉄砲隊による「火縄銃実演」や和太鼓演奏、コンサートなどのステージイベント、名古屋開府400年祭のマスコットキャラクターはち丸くんをはじめ、東海三県を中心の「ゆるキャラ」が登場するイベントなど、さまざまな催し物が行われる。

 期間中のみ行われる「天守閣夜間公開」も毎年人気を集める企画。「ちょうちんで飾られた夜の名古屋城、天守閣からの夜の名古屋の景色は、そのときしか見ることができない」(同実行委員会担当者)。

 今年は、1945(昭和20)年に名古屋空襲で焼失した名古屋城天守閣が、1959(昭和34)年に再建されて50年という節目にあたる。これを祝い、「50年」「50人」などをキーワードにした企画を展開。50年前の名古屋城再建や金シャチ誕生の秘蔵映像も今回初めて上映する。そのほか、当時の記事や写真も展示し、「50年前を体感できるような演出を施した」という。

 昨年の動員数は7万3,337人。今年は7万5千人を見込む。開催時間は17時~21時。入場料は、大人=800円、小学生中学生=200円(共に前売りは100円引き)。来場客には毎日先着で、うちわ(3,000人)、鈴虫(100人)を進呈する。

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