名鉄「セブン館」を「ヤング館」へ-新規ブランドを積極導入

名鉄百貨店ヤング館2階にリニューアルオープンした「ダブルスタンダードクロージング バラブシュカ」

名鉄百貨店ヤング館2階にリニューアルオープンした「ダブルスタンダードクロージング バラブシュカ」

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 名鉄百貨店本店(中村区名駅1、TEL 052-585-1111)は「3館統合計画」の第2期パート1として9月6日、「セブン館」の名称を「ヤング館」に変更し同館の2~3階をリニューアルオープンした。

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 同百貨店は、昨年から「手の届くプレミアム(高級感)を提案できる百貨店」をモットーに本館、セブン館、メルサ館の「3館統合計画」を実施している。第1期では、地下1階食品売り場をリニューアル、昨年9月にはメルサ館地下に「フレッシュ・ステーション」が、11月には本館地下に「スイーツ・ステーション」が、また今年3月にはセブン館地下に「カフェ・ステーション」が誕生し3館を統合した「フード・ターミナル」が完成した。

 第2期のパート1では、セブン館を「ヤング館」に、10月25日にはメルサ館を「メンズ館」に名称変更し、3館合わせて対象面積約15,000平方メートルを大幅リニューアルする。投資額は約35億円。売り上げは約270億円を見込んでいる。

 同6日にオープンした「ヤング館」には、百貨店初登場の「ジョアンナ・ホー」、「ベーセッツ」の2ブランド、名古屋初登場の「ダブルスタンダードクロージング アクセソワ」、「グラッシー」、「チュウチュ」の3ブランド、名駅地区初登場の「FREE’S SHOP」「KariAng(カリアング)」「マニックス」「JNBY SINCE1994(ジェイエヌビーワイ)」の4ブランドを新規投入しリニューアルを含め全26ブランドがそろった。同館では新規ブランドの導入を積極的に進め、「ヤング館」としての役割をより強化していくという。

また、同百貨店では伊勢丹の営業ノウハウを取り入れ、本館は女性を中心とした親子3世代に向けてコスメフロアや婦人服フロアをリニューアルする。メンズ館は10月から3~5階を先行オープンし、紳士服、スポーツウェア、ゴルフ用品などを中心に本物・本質にこだわった商品を提供。来春までに全館を「名古屋初のメンズ館」として男性も買い物を楽しめる空間に改装していくという。

 本館2~5階は9月20日にリニューアル、メンズ館3~5階は10月25日、1~2階は来春のオープンを予定している。

名鉄百貨店本店

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