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名駅のギャラリーが雑貨店 「大切な人や自分に贈るもの」テーマに

faire des bonds店内の様子。自身も写真家としても活動する店長のtomoさん。

faire des bonds店内の様子。自身も写真家としても活動する店長のtomoさん。

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 名駅に11月24日、「大切な人や自分自身に贈るもの」をテーマに洋服、器、生活道具などを扱う「faire des bonds(フェール デ ボン)」(名古屋市中村区名駅4、TEL 090-7021-1202)がオープンした。

オーナーとスタッフが見つけてきた作り手の器、生活道具など

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 花車ビル中館にある国内外の作家の器を扱うギャラリー「hase(ハーゼ)」(名駅5)の姉妹店となる同店。「haseでは展示会期中にしか見てもらえないので、常設の店舗が名駅の一角にあったら」という同ギャラリーオーナーやスタッフの思いで、9月からのプレオープンを経てグランドオープンした。

 店舗面積は30平方メートル。雑居ビル2階の一室で、レトロな雰囲気を生かした空間に仕上げた。什器(じゅうき)など店内空間は神奈川県を拠点に活動し、「ミナ ペルホネン」のセレクトショップ「call」の什器なども手掛けるspecial sourceが担当。店長のtomoさんは「什器やカウンターの高さ、オブジェなども、全体を見てこだわって作っていただいた」と話す。

 haseも含め同店では作家活動をしているスタッフが多く、tomoさんも写真家。オーナーやスタッフが情報を集め、各地で出会った作り手の商品、作品を扱う。tomoさんは「たとえ無名であっても、納得してお薦めできる、いろいろな人に知ってほしいと思うものばかりが集まっている。名古屋では当店でしか扱っていない商品も多い」と話す。

 グランドオープン時から扱っている愛媛県の「Sa-Rah」は、コットンやリネンなど天然素材を使った洋服のブランド。「ザブザブと洗濯できる、普段使いができる着心地のいい服」。北海道の木工作家・tsujiakiさんの作品は「裏側など見えなところも丁寧に手彫りしてある」という。

 月に1回は約2週間の展示会を行うという。12月6日からは名古屋のニットアイテムを作る「Slow Knit , Slow Life」のニット展が始まり、ストール、帽子、ネックウォーマーなどが並ぶ。今月17日まで。

 営業時間は12時~18時。月曜、日曜、祝日定休。

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