名駅に「昭和」がテーマの居酒屋-ハムカツ、やかんピッチャーなど

ポスターやホーロー看板、ブリキのおもちゃなどで演出した「半兵ヱ 名古屋店」店内

ポスターやホーロー看板、ブリキのおもちゃなどで演出した「半兵ヱ 名古屋店」店内

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 昭和をテーマにした居酒屋「半兵ヱ 名古屋店」(名古屋市中村区名駅3、TEL 052-589-2251)が12月3日、名駅3丁目の新グルメビル「名駅グルメプラザ」4階にオープンした。

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 「半兵ヱ」は秋田県発信のチェーン店で、北海道、青森、秋田、仙台、渋谷、吉祥寺、池袋、心斎橋、広島など約40店舗展開する。東海エリアは同店が初出店。昭和30年代の高度成長期をイメージした店づくりで、「その時代に働いていた人のやる気を今の日本に向け元気を届けること」(同店スタッフの苫米地さん)がコンセプト。

 店内は、ポスターやホーロー看板、ブリキのおもちゃなどその時代のモチーフとなるものをディスプレーし演出する。昭和30年代をリアルタイムで生きてきた世代をターゲットに据えるが、20代前半の若い女性にも人気が高いという。「年配の方には懐かしく、若い方には新鮮に映るのでは」。

 店内にはテーブル17卓、カウンター7席を設ける。昔のテレビや電化製品のポスターで演出した電気店、野菜を陳列した青果店、カウンターと客席を設置したバーなどテーマを設けた個室も用意。個室にはそれぞれ看板が付けられ、昭和の街を表現する。店内では駄菓子も販売する。

 メニュー内容と価格もその時代を意識した。「串焼」「串あげ」(各種52円~)、「おでん」(各種63円)、「ハムカツ」(186円)、「赤ハムステーキ」(210円)、「揚げパン」(きな粉味・ココア味、各189円)のほか、「開けるのも楽しみの一つ」という「サバ缶」「コンビーフ」などの缶詰(各種210円)、「お好み焼き ミックス玉」(210円)は、イカリソース、ペンギンソース、どろソース、日の出ソースの4種類から選べる。花火がついた高さ約10センチのウインナー「怪物!化け物!タコ入道ウインナー」(399円)、カエルの足の炭火焼き「カエル」などインパクトの強いメニューや、肉が入手困難な時代をモチーフに、食パンにパン粉をつけて揚げた「パンカツ」(390円)など150種類を用意する。また、スープは0円で提供するほか、女性客にはアイスのサービスも。

 ドリンクメニューは、ビール「樽生」(中=290円)、やかんで提供するビールのピッチャー「やかん樽生」(1,570円)、ブランデーベースのカクテル「電気ブラン」(210円)、宙ハイ(各種230円~)、金魚鉢をグラスにした「金魚鉢宙ハイ」(1,029円)、マドラーがあめになっているカクテル「魔法使いサリー」(380円)など。

 営業時間は17時~翌3時。

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