名駅のイタリアンでハイチ向けチャリティーイベント-伊ワイナリーが協力

右=サルヴァトーレ・クオモさん、左=カ・デル・ボスコ社オーナーのマウリッツィオ・ザネッラさんが乾杯

右=サルヴァトーレ・クオモさん、左=カ・デル・ボスコ社オーナーのマウリッツィオ・ザネッラさんが乾杯

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 JRセントラルタワーズ(名古屋市中村区名駅1)12階のイタリアンレストラン「ザ キッチン サルヴァトーレ・クオモ」で3月3日、今年1月に大地震が起きたハイチに向けたチャリティーイベント「“ハイチの子どもたちの為の”チャリティーディナー」が行われた。

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当日は、同店の常連客やワイン愛好家、活動の趣旨に賛同した68人が集まった。同店でのチャリティーディナー企画は今回が初めて。上海店からスタートし、大阪、名古屋、京都、東京、韓国とアジアを回る。

 グランシェフのサルヴァトーレ・クオモさんが、「何か自分にできることを」という思いから企画した同イベント。地震で負傷した子どもたち、孤児になってしまった子どもたち、死んでゆく子どもたち…「ショックを受けるような写真をたくさん見てきた」とイベント冒頭で思いを伝えるクオモさん。「この企画を始めることにしたとき、回りの人たちが協力的で、応援が大きかった」と振り返る。「今日は料理を食べるだけではなく、誰かを救っていることを意識してほしい」と続けた。

 企画にはイタリアワインのワイナリー「カ・デル・ボスコ社」が協力。当日会場に駆けつけた同社オーナーのマウリッツィオ・ザネッラさんは「このような重要なチャリティーを少しでも支えになればという思い。ワインの説明はいらない。ワインが語ってくれる」とコメント。

 当日のディナーでは、同社のワイン6種類それぞれに合わせた料理を提供した。ディナー料金は1万9,800円で、一部を寄付金に充てる。併せて、「カ・デル・ボスコ社」のワイン4アイテムのオークションも開催。「ワインは日本では入手できないものばかり」と同店マネジャーの村上さん。全店でのオークション収益全額も寄付する。

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