名駅の地下街「ユニモール」の出入口の花壇で3月29日、革靴・スーツ姿のビジネスマンが花の植栽活動に精を出した。名古屋駅地区街づくり協議会の活動で、今年名古屋で開催される「COP10」「あいちトリエンナーレ2010」などのイベントに向け、名駅エリアを花で飾る計画のプレ実施として行ったもの。
冷たい風が吹く中、有志で集まった男性約10人で作業を開始。花壇を覆っていた緑を丁寧に取り除き、土を掘り起こして腐葉土などを混ぜ込んだところに、青、赤、ピンク色の花々60株弱を新たに植えた。取り除いた緑も別の場所に植え替えられる。
植えた花を4月~5月にかけ観察し、水やりや除草など維持管理の手間の把握、植えた花に対する評価などを行い、5月~6月ごろに予定する植栽の本実施に備える。「今年はCOP10をはじめいろいろなイベントが開催されることもあり、名駅を花で魅力的な街にしたいという思いを周囲の地権者の方々と共有し、実現していきたい」と協議会の平沢さん。
今後、ユニモールの出入り口17カ所を色とりどりの花で飾り、名古屋への訪問者を出迎えることになる。