ナナちゃんが大胆ビキニ姿に-名古屋モード学園生のコンペ受賞作起用

大胆なピンクのビキニ姿に着替えたナナちゃん

大胆なピンクのビキニ姿に着替えたナナちゃん

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 名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)ヤング館前のマネキン人形「ナナちゃん」が5月12日、ビキニ姿に着替えた。

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 毎年シーズンには水着姿に着替える「ナナちゃん」。通常は同店の水着売り場と相談し、その年の傾向の水着を着用するところだが、今年は名古屋モード学園(名駅4)の学生がデザインした水着を起用した。同学園生がデザインした衣装を使うのは5回目。水着は初めてだという。

 水着は、モード学園生を対象に東レとコラボした水着デザインコンテスト企画「モードな水着でHealing Heartコンテスト」で選ばれたもの。最優秀賞3点のうち1点が名古屋モード学園に在学し今年3月に卒業した安達万里子さんの作品で、これを「ナナちゃん」用にアレンジした。色はピンクで、肩から背中に掛けてメッシュ素材のフリルがついた肩ひものトップスは背中でクロス。ボトムは後ろにフリルを付け、お尻をふんわり覆うデザインに仕上げた。

 今年で37歳になる「ナナちゃん」は、身長6メートル10センチ、体重600キロ。ヘソ出しビキニの「ナナちゃん」を前に、「ここまでの露出は初めてでは」と同店広報担当者。着替え初日は晴天だったが、前日は肌寒い雨天。「昨日着せていたら怒っていたはず(笑)」。生地は東レの水着素材を使用しているため「このまま水にも入れる」とも。

 同日、ヤング館6階のシーズンスペースで水着とゆかたの取り扱いを開始。水着売り場では、「ナナちゃん」着用のもととなったデザインのビキニ(1万2,600円)をはじめ、コンテスト受賞作を商品化した9点とその色違いを含め全11アイテムも販売。受賞作のビキニの価格は1万2,600円~1万8,900円。

 今年の水着の傾向は、大きなポイントとして洋服でも流行しているリバティープリント(小花柄)。水着のほかにもトートバッグなど小物にも展開。「流行のダンガリーに合わせデニムのような水着も人気」だという。昨年に引き続きのチュニックタイプのものも素材が軽くなり登場。「キュロットパンツも注目で、バックにゆるやかなV字カットを施しやわらかなフリルでお尻がきれいに小さく見える効果もある。チェック、ドッド、ボーダーも変わらず人気」と同担当者。現在、水着、小物など2千点を販売している。今後3千点を扱う予定。

 「単品ビキニの相場価格が1万2,000円代。そこにショートパンツや小物などで、1人当たり2万円弱の売り上げを期待するが、水着だけ新調し、もともと持っているショートパンツなどを合わせ、乗り切るような傾向もある」とも。

 営業時間は10時~20時。

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