名駅西口に黒豚と芋焼酎の店「居酒屋 とんとん」(名古屋市中村区椿町2、TEL 052-452-7666)がオープンして1カ月が過ぎた。オープン日は4月9日。
同店は2号店。繁華街に位置する錦店(=1号店)が「スタイリッシュで豪華な空間」を提供しているのに対し、交通の利便性が高い名駅店はビジネスマンが多いため、アットホームな雰囲気に仕上げた。席数はテーブル席34席。
鹿児島県直送の黒豚を使った料理をメーンに提供する同店。店長の井上さんは「出店地域に合わせた店作りをしながら、料理の質は変えず1号店から受け継いでいる」という。主力メニューはカレー鍋。スパイスをじっくりいって作る和風カレースープの中に、つくね、バラ肉、レタス、長ネギ、タマネギ、シメジなどを入れて食べる。カレー鍋は三河のもち豚を使用した「とんとんカレー鍋」(1人前=1,480円)と「特選黒豚カレー鍋」(同=1,980円)の2種類を用意。辛さも6段階から選べる。
黒豚の一品料理は、「黒豚角煮」(680円)、「メンチカツ」(780円)、「とんとん名物黒豚串カツ」(1本=120円)、ミニ豚丼(480円)など。「黒豚の味の濃厚さとモチモチ感を味わってほしい」という。また「出張や仕事帰りのサラリーマン、観光客の来店が多い」ことから、錦店にはなかった串焼きメニューや「手羽先」(480円)などの名古屋めしも取り扱う。
ドリンクメニューは、芋・麦・米・泡盛などの焼酎(グラス=480円~)のほか、ビール、カクテル、酎ハイ、梅酒、日本酒、シャンパンなど用意する。
「オープンして1カ月が過ぎ、名駅の様子が分かってきた」と井上さん。「西口は駅前に比べて人通りが少ないが、その中でどうやって常連客を作るかが課題。サービス面に力を入れることはもちろん、名駅という土地柄・客層のニーズに合わせたメニュー作りをしていきたい」と意気込みをみせる。現在、新たな居酒屋メニューや夏向けカレー鍋を考案中。
営業時間は17時~翌5時。