6月11日に開幕するサッカーワールドカップ南アフリカ大会に向け、東急ハンズ名古屋店（名古屋市中村区名駅1、TEL 052-566-0109）は現在、サッカーグッズを集めたコーナーを2フロアで展開している。

　4階イベントコーナーでは、地元チーム「名古屋グランパス」のオフィシャルグッズを集めた「名古屋グランパスエイトスタイル」を展開している。ワールドカップ日本代表に3人が選出された名古屋グランパス。「これをきっかけに地元チームを盛り上げていきたい」と初めて企画した。

　ユニホーム、応援グッズ、文房具、雑貨類など約250アイテムを取りそろえる。中でもストイコビッチ監督の限定Tシャツ（3,465円～）は一番人気で、当初8種類あったものがすべて売り切れ。現在追加の4種類のみで対応している状況。先月29日には監督本人が訪れ、多くの来店客で人だかりができ「すごい反響だった」（フロア担当の伊藤さん）という。店頭では監督が来店時に書いた直筆サインや実際に選手が使用したサッカーギアも展示している。

　「胸にTOYOTA（トヨタ）のロゴが入っているので、Tシャツを海外の方が土産用に何着も買っていくのが予想外だった」と伊藤さん。「イベントやワールドカップをきっかけに、地元チーム『名古屋グランバス』が盛り上がってもらえれば」と期待を寄せる。今月15日まで。

　8階フロアでは日本代表グッズを集めた「必勝日本！ワールドカップグッズ」コーナーを設置。ユニホーム、Tシャツ、タオルマフラーなどの応援グッズ、キーホルダー、文具、小物類など約150点をそろえる。

　フロア担当の大田さん「おすすめ」は、サポーターのシンボル的グッズ「サムライ ブルーリング」（350円）。「『サポーターが同じものを身につけることによって、熱い思いを選手に届けよう』という思いが込められたグッズなので、一丸となって応援できるのでは」と紹介する。

　「来店客数は代表チームの調子に左右される」と大田さん。「いい試合をしたときは反響が高く売れ行きも伸びる」と笑顔をのぞかせる。シュシュなどの女性向けグッズもあるせいか、女性客も多いという。ワールドカップに向けては「まずは初戦に勝ってほしい」と願いを込める。今月24日まで（日本が勝ち進めば最大7月11日まで延長予定）。

　ワールドカップ開幕まであとわずか。伊藤さん、大田さんは「期間中、売り場を盛り上げて行きたい」と声をそろえる。

　営業時間は10時～20時。