ウェスティンナゴヤキャッスル(名古屋市西区樋の口町3)の屋上にサンタクロースが登場した。
「ホテルを煙突に見立てサンタを上らせたい」というスタッフのアイデアから、クリスマス装飾の一環で今回初めて行った。サンタは5メートル四方のバルーンで、赤い衣装が青空に栄え近くの名古屋城とのコンビネーションも見物だ。夜には外観をライトアップする光に照らされサンタも浮かび上がって見えるという。
ホテル内もクリスマスの装飾が始まっている。今年のテーマは「リアルクリスマス」で、岐阜県中津川市加子母から本物のモミの木を根の付いた状態で搬入し、そのまま土に植えクリスマスツリーとして飾り付けた。期間終了後は元の山に再植樹するという。
1階ロビーのメーンツリーは高さ4.5メートルでシャンパンゴールドと白のLEDや、雪の結晶のオーナメントで飾り付け。赤とゴールドを使った地下1階のツリーのほか、レストランやフィットネスなど全7本のモミの木ツリーを飾る。「今年の特徴は色に統一感を持たせシンプルにした」。
玄関には、トナカイが引くソリにのったサンタの人形を森や雪の飾りの中に浮かべたディスプレーを設置。鏡を使った効果で「森の中を飛んでいるように」見せている。2階宴会場へと続く大階段には、ツリーに見立てたシャンデリアを今回初めて取り付けた。「これからの季節に増えるパーティーにお越しのお客さまの目を楽しませることができれば」と同ホテル広報担当者。
クリスマス装飾は12月26日まで。