名古屋市交通局は3月27日に地下鉄桜通線・野並・徳重間が開通するのを記念し、桜通線の車両をデザインした模型などの記念グッズを26日より、順次発売する。
2006年に着工した地下鉄桜通線の野並・徳重間の4.2キロ区間には、「鳴子北」「相生山」「神沢」「徳重」の4駅を新設。開通すると、徳重駅~名古屋駅間を35分で結ぶ。現在、市バス・地下鉄を乗り継いで行く場合(所要時間50分)より15分ほど短縮される。
記念グッズは「桜通線6050形 車両模型『Bトレインショーティー』」と「桜通線駅名板キーホルダー」。
「Bトレインショーティー」は、車両のリアリティーはそのままに、長さの方向をショートカットしたマスコットサイズのバンダイの鉄道模型。組み立てキットの同商品は、細部まで精巧に再現しているのが特徴。これまでも他の交通事業者のオリジナルモデルが多数発売され、全国的に人気が高いことから今回の発売につながった。
6050形は2009年度以降桜通線に導入している最新車両で、現在は4編成が運行中。発売は3月26日7時~。価格は1,200円。6,000個限定。名古屋・金山・大曽根の各サービスセンター(定期券うりば)で販売する。
「桜通線駅名板キーホルダー」は、桜通線の新駅4種類を含む21種類の駅名標示灯をデザインした駅名板キーホルダー。過去に発売した鶴舞線デザイン、名城線・名港線デザインに続く第3弾となる。価格は300円。販売数量は21種類合わせて9,000個。27日7時から、徳重駅構内で新駅4種類のみを販売。28日からは、名古屋・今池・新瑞橋の各サービスセンター(全種類)、桜通線各駅(当該駅名分のみ)を販売する。新駅4種類については、27日に完売した場合、28日以降は発売しない。