東急ハンズ名古屋店（名古屋市中村区名駅1、TEL 052-566-0109）10階イベントスペースで4月4日、「ロボット&ラジコン展」が始まった。

　ホビーロボットの企画・製造、販売を手掛けるマノイ企画（神奈川県厚木市）の協力で実現した同イベント。全国の科学館などで展開しているイベントだが、名古屋で開催は初めて。「ロボットやラジコンの楽しさ、科学のすごさを知ってもらう」ことをテーマに「もの作りの面白さ」を伝える。

　会場では、同館に訪れる幅広い年齢層の来店客に興味を持ってもらえるようロボットやラジコンのデモンストレーション、体験コーナーなど用意する。

　「ご当地ネタ企画もあります」とマノイ企画の岡本正行社長。デモンストレーションでは中日ドラゴンズの応援歌「燃えよドラゴンズ」に合わせロボットドアラとロボットダンサーズたちがダンスを行うほか、ラジオ体操やブレークダンスなど、さまざまなパフォーマンスを披露する。1回につき約20分。1日5回を予定する。

　体験コーナーでは、「ロボットサッカーPKバトル」「ロボット格闘バトル」「ロボットシミュレーター格闘バトル」「カメラ付きラジコン戦車操縦」など、「気軽に見て触れて楽しめるゲーム感覚のコーナー」に仕上げた。1人1回200円～。

　商品は40～50種類を取りそろえる。iPhone、iPadで操縦するリモコンヘリコプター「AR.Drone」（2万8,799円）、家の中で気軽に操縦できるラジコンヘリコプター「ロボホッパー」（5,000円）、BB弾を発射する「ドイツ重戦車タイガーI」（7,140円）、簡単に科学の仕組みがわかる工作キット（1,000円～）、「ロボットドアラくん」（42万円）など。

　デモンストレーションの時間になると親子連れが多く集まり、ロボットの軽快な動きに笑いや歓声が起こる。「子どものころ、テレビの仕組みに興味を持ったことがこの世界に入るきっかけになった」と岡本社長。「ロボットや科学は創意工夫で、どんなものにでもなる。このイベントを通して科学ってすごいと思ってもらえたり、アイデアを出すきっかけづくりになれば」と期待を寄せる。

　営業時間は10時～20時。今月20日まで。