映画「スター・ウォーズ」シリーズに登場する「ダース・ベイダー」らが2月19日、名古屋城の二ノ丸広場に登場し、「名古屋おもてなし武将隊」と対面、互いの刀を交換するなどのパフォーマンスを行った。
刀と「ライト・セイバー」を交換した信長さんとダース・ベイダー
映画「STAR WARSエピソードI/ファントム・メナス3D」の公開を記念して行われた同イベント。「名古屋おもてなし武将隊」の織田信長さん、徳川家康さん、前田利家さんと陣笠隊の亀吉さん、市蔵さんが通常演武を終えた後、「帝国軍」を「客人」として招き入れた。音楽とともに登場した帝国軍は「ダース・ベイダー」と「ストーム・トルーパー」2体の計3体。珍しい「客人」に、観客からは拍手や歓声が上がった。
登場後、ベイダーと信長さんが対面。「ベイダーの強さを認めた」信長さんがベイダーに刀を献上。それに応えベイダーも、信長さんに「ライト・セイバー」を渡した。言葉を発しないベイダーだが、信長さんと握手を交わすなど、帝国軍と武将隊の初の対面は終始和やかな雰囲気に包まれた。
対面後、「ベイダーは大きかった。彼は強いので次の天下人にしたい」と信長さん。「宇宙対名古屋の決戦となると国力で名古屋が負けてしまいそうだが、天下を統一したら次は宇宙へも進出したい」とも。家康さんや利家さんも、ベイダーの大きさに驚きを見せていた。陣笠隊の市蔵さんは、ベイダーのコスチュームについて、「家康さまの甲冑(かっちゅう)と似ている」と話し、「ベイダーの衣装は伊達政宗の甲冑を参考にしたと言われている。政宗は次郎(家康)のものを参考にしたという説もある」と信長さんがフォローした。
「STAR WARSエピソードI/ファントム・メナス3D」は3月16日から、ミッドランドスクエア(名古屋市中村区名駅4)のシネマコンプレックス「ミッドランドスクエアシネマ」などで公開予定。