IZUMODENグループが手がける結婚式場「マリエカリヨンNAGOYA」(中村区名駅南2、TEL 052-582-1122)は7月1日、パーティー会場「サテュロス」をオープンした。
同店は、店内全て「ヨーロッパ」をイメージした空間デザインを施し、同会場は、2005年愛知万博の「イタリア館」内に展示されたブロンズ彫刻「踊るサテュロス」をコンセプトに既存の会場「バロン」を改装し、新たに生まれ変わったもの。会場面積は約100坪で、100人が着席できる。
内装は、絨毯や椅子などを「サテュロス」のブロンズ色と同じグリーンで統一し、壁面やバーカウンター、アンティークガラスや椅子などは「イタリア館」の2階に併設されていた「レストラン カフェトリノ」で使用していたものを移築した。
同会場入口にはイタリア政府より譲り受けた「踊るサテュロス」のレプリカを、会場前と同店ロビーには、会場オープン記念として期間限定で「イタリア館」で実際に展示されていた像「コメディア・デラルテ」の「コロンビーナ」「パンタローネ」「アルレッキーノ」の3体を展示する(展示期間は未定)。
同店店長の柏木さんは、「既存の6会場とは違い、シックで落ち着いた感じになっている。『サテュロス』のレプリカや『コメディア・デラルテ』の像などと一緒に、目でも楽しめる会場を味わってほしい」と話している。既にオープン当日から披露宴も行われ、今年の予約状況はほぼ満杯だという。営業時間は、9時~20時。