
名駅エリア那古野交差点近くに、引き出物の皿専門店「引出物食器商会」(名古屋市西区那古野2、TEL 070-6411-5294)がオープンして2カ月が過ぎた。オープン日は8月1日。
結婚式の引き出物を取り扱う同店では、美濃焼(岐阜県土岐市)の若手職人が作るデザインブランドの中から、皿や湯のみ、マグカップなどの食器やボウルを販売。開業のきっかけについては、「名古屋に引き出物専門の皿を扱う店がない」として、「結婚という晴れの舞台にふさわしい品質の食器を取り扱い、人生に一度の贈り物として、本気で皿を探す瞬間を手伝うことができれば」と同店店長。
インターネットでの受け付け・販売をメーンに、80~100種類の食器を取り扱う。価格は1枚につき480円(小皿)~8,000円(特大皿)で、小皿セットやめおと茶わん、ペアのマグカップなど3,000円~7,000円のセット商品も提供している。組み合わせを自由に変えることもできる。
売れ筋は「SIPHON(サイフォン)」シリーズ。白や黒、シルバーを基調としたシンプルなデザインで、カップ(1,180円~)やボウル(2,280円~)など。おすすめは「SENDAN(センダン)」シリーズの茶わん(980円~)で、「使えば使うほど、自分色に染まる風合いを楽しむことができる」(店長)。
食器のレンタルサービスも行っており、購入予定の食器を14日間無料で貸し出している。「レンタルしてほしいという申し出に職人はびっくりしていたが、消費者の声を聞きたいと興味を持ってくれた」と店長。「引き出物を贈る本人が実際に使ってみて、食器の使い勝手や手に取ったときの感動を味わってもらい、納得した上で、ギフトとして検討してもらえれば」とも。
営業時間は10時~17時。土曜・日曜・祝日定休。