ノリタケの森(名古屋市西区則武新町3)で11月9日、「クリスマスガーデン 2013」のオープニングセレモニーとイルミネーション点灯式が開催された。
今年で3回目の同イベントは、同施設内の「赤レンガ前ひろば」に高さ13メートルの巨大クリスマスツリーやサンタクロースを設置。周辺の木々や、煙突ひろばの煙突2本に「ろうそく」のような電飾を施すなど、約4万球のイルミネーションで園内を飾り付けた。
「今年の見どころは、赤レンガ建築のライトアップ」と、担当の中井さん。LED照明を採用し、ピンクや赤、緑や青など様々な色に約10分間隔でライトアップが変わるプログラムを設定しているという。
「昨年の点灯式は約700人の来場者でにぎわったが、今年はそれ以上でびっくり」と中井さん。集まった1000人以上の来場者は、ホットワインやビーフシチュー、キッシュなどの屋台で体をあたためながら、同イベントの開催を待った。
点灯式が始まり、来場者全員でカウントダウンが行われ、一斉に会場内のイルミネーションが点灯すると、「おー!」「わー!」という歓声とともに拍手が湧き起こった。きらびやかに電飾されたツリーやサンタクロースの前では、来場者が写真撮影をするなどして楽しんでいた。
会場内の特設ステージでは、チェリスト高木俊彰さん・良さん兄弟によるチェロ二重奏のスペシャルライブも開催。幻想的にライトアップされた赤レンガ建築をバックに、「ヘンデル」から「きよしこの夜」や「ジングルベル」などのクリスマスソングまで幅広い演奏で来場者を楽しませた。
同式では、ノリタケの森の鈴木社長が「ノリタケの森とともにクリスマスガーデンも成長してきた」とコメントし、「点灯式を起点として、皆さんに楽しんでいただけたら」と来場を呼び掛けた。
イルミネーション点灯時間は日没~22時。開園時間は9時~21時。入園無料。12月25日まで。