名鉄資料館(岐阜県可児市)は8月9日から、名鉄百貨店本館(中村区名駅1)8階催場で名古屋鉄道最古のきっぷなどを展示している。
展示は、同百貨店が開催する企画「夏休みこどもまつり『めいてつファミリーワールド』」の一環で行われるもの。同百貨店の希望もあり、同資料館以外での展示が実現した。
会場内には「名古屋鉄道の歴史紹介コーナー」を設け、歴代の名鉄電車の模型や写真、また乗車券収集家として知られる久田進さんが2001年同資料館に寄贈したコレクションの中から、1968年に発行された名古屋鉄道最古の回数乗車券や愛知電鉄(名古屋鉄道の前身)のきっぷなど277点を展示。ほかにも名鉄高山線に直通運航していた「北アルプス号」のヘッドマーク5種をはじめ、名鉄が受賞した「ブルーリボン賞」「ローレル賞」「エバーグリーン賞」の楯9個などを展示する。
また、会場では「ちびっこ体験コーナー」や「めいてつ沿線気になるグルメコーナー」なども設け、子どもが運転士の制服を来て撮影できるコーナーや、「ミュースカイに乗ろう」コーナー(2周1回=100円)、博物館明治村(犬山市内山1)の「食道楽のコロツケー」=150円(犬山駅)、まるや八丁味噌(岡崎市八帖町)の「ごまみそ餅」=630円(東岡崎駅)など、名鉄沿線の名産品を紹介する。初日には、「ミュースカイに乗ろう」コーナーに377人が訪れた。同15日まで。