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ジェイアール東海フードサービスとカゴメのコラボレストラン-名駅構内に出店へ

「TRAZIONE NAGOYA with KAGOME」店舗外観

「TRAZIONE NAGOYA with KAGOME」店舗外観

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 ジェイアール東海フードサービス(名古屋市中村区、以下フードサービス)が10月2日、「カゴメ」(中区)とコラボしたカジュアルイタリアンレストラン「TRAZIONE NAGOYA with KAGOME(トラッツィオーネ ナゴヤ ウィズ カゴメ)」(中村区名駅1、TEL 052-589-0805、10月2日~)をオープンする。同オープンに先駆け、9月30日に記者会見と内覧会が行われた。

カゴメがプロデュースするメニュー「特製オムライス」

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 JR名古屋駅を中心に飲食店舗を展開する同社。カゴメの「トマトソース」や「高リコピントマト」などの食材や飲料商品を使った、カゴメがプロデュースするトマトメニューのほか、名古屋コーチンや、JR東海グループのブランド「のぞみ畑」の野菜、高知県・宿毛湾のタイを使ったメニューなども展開する。投資額は1億2000万円で、来客数は1日1,000人程度を目標にする。

 カゴメにとって今回初めて企業コラボレーションで、店名に「KAGOME」を冠するレストランの出店に携わる。1994年1月~2006年8月まで名古屋市内に直営の洋食レストラン「籠目屋」を出店し、オムライスを中心にメニューを展開していた。今回は、フードサービスの実績を生かしたコンセプトや、メニュー開発でのコラボ店舗で「トマトメニュー」の広がりを図る。

 フードサービスの坂田雅哉社長は「立地もよく、愛され続けるお店にしたいという思いのもと、地元企業で発進力を持っているカゴメさんに提携を提案。約1年半たってコラボが実現した」。カゴメの寺田直行社長は、「名古屋で新しい取り組みができるのはうれしい。(当社の)業務用商品でトマトメニューをプロデュースする。日本人の1人あたりのトマトの摂取量は世界に比べて低いので引き上げていきたい。集客力のある立地で、情報発信つながるメリットを感じている」

 店舗面積は約85坪。場所は名古屋駅コンコース内、金時計近くのタワーズ通り沿い。「ちょい飲み」ができるハイテーブルや、グループ客に向けたボックス席、一人でも気軽に利用できるようなカウンター席など、全98席を配置。喫煙ルームも設ける。入り口に80インチのデジタルサイネージを設置するほか、タッチパネル式のデジタルメニューも設置。

 モーニング(7時~10時)、ランチ(10時~14時)、ティー(14時~17時)、ディナー(17時~23時)の4つに分けた時間帯ごとにメニューを展開。モーニングメニューには、トーストセット(480円~)など3種類を用意。主なフードメニューは、「絶品だった」という寺田社長お墨付きの、「特製オムライス」(サラダ付き、950円)、「ナポリタン」(同、930円)をはじめ、「鯛のアクアパッツァ」(1,300円)、「名古屋コーチン砂肝とドライトマトのアヒージョ」、「リコピンとまとのサラダ」、ドライトマトとバジルが入ったオリジナルメニュー「トマトのジェラート」(以上、580円)など。ドリンクは、ビールやワインのほか、「トマトモヒート」なども。

 店長の石井さんは「名古屋駅だけでなく、名古屋を利用する方を意識している。安心・安全で、安定した料理を提供し、健康に配したメニューを用意。遠方からのご来店も多いと思うので、ほかエリアでも話題にしていただき次の来店につなげていただければ」と期待を寄せる。

 営業時間は、7時~23時。

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