名古屋おもてなし武将隊は7月25日、Zepp Nagoya（名古屋市中村区平池町4）で、奥州・仙台おもてなし集団・伊達武将隊をゲストに迎えた「武士と武士2015～儂（わし）らなりの夏フェス～」を開催する。

名古屋おもてなし武将隊と奥州・仙台おもてなし集団・伊達武将隊

　奥州・仙台おもてなし集団とのコラボイベントは初めて。名古屋おもてなし武将隊はこれまで、三味線と和太鼓の生演奏とコラボしたイベント「武士と音楽」、歴史を題材にしたコント集「武士とコント」、武将が講師を務める予備校形式の歴史授業「太閤（たいこう）義塾」など、「武将がいろいろな他ジャンルと融合したときにどのようなことができるか」を探り、ステージイベントを展開してきた。昨年、開催した「夏フェス」をテーマにし、熊本城おもてなし武将隊とコラボした「武士と武士」が好評だったことをきっかけに今年も実施することになった。

　会場はオールスタンディング。武将隊のパフォーマンスは通常、座っておとなしく観覧するが、「年に1度くらいは出演者、お客さまともに、思いっきり盛り上がって楽しんでいただければ」と事務局担当者。来場者も一緒に盛り上がることができるダンス、歌、太鼓などの演目を中心にイベントを展開。一番の目玉は、両武将隊の演目を2つの武将隊が合同で演じる「合同演目」で、「他隊の演目を演じるというおきて破りの企画だが、それゆえ、この日この場所でしか見られない」（同）という。

　イベントに向け、名古屋おもてなし武将隊の織田信長さんは「伝令！我等と共に熱い夏を戦い抜け!! 何処よりも熱く、誰よりも力強く、我等なりの熱い夏に！我等なりの『夏ふぇす』へいざ出陣！」と意気込む。豊臣秀吉さんは「伊達政宗率いる伊達武将隊よ400年前のような遅参は許さんぞ!!さぁー盛り上がっていこまい!!」、徳川家康さんは「戦国一の伊達者たちとの大激戦、ゆめゆめ見逃すべからず！」（以上原文ママ）とコメントを寄せた。

　開演は19時～。料金は4,500円（入場時に別途ドリンク代500円が必要）。開演は19時～。