東急ハンズ名古屋店(中村区名駅1ジェイアール名古屋タカシマヤ内、TEL 052-566-0109)は9月13日、リニューアルオープンした。
同店は、ジェイアール名古屋タカシマヤのリニューアル(同13日オープン)に合わせ今年6月から3~9階で展開していた全店舗を4階~10階へ移動、4~6階、8~10階に各コンセプトを打ち出した新コーナーを設置し先行オープンしていた「Fancy Concept」「Beauty Concept」の2コーナーを合わせ計7つのセレクトコーナーが誕生した。
リニューアルのメーンとなる10階のコーナー「男の書斎(Men’s Concept)」は、「大人の男性の書斎」をイメージしており、スイス製腕時計「アクアノウティック キングクーダ・クロノダイブ」(41万3,700円)、1963年発売の名作タイプライターの復刻版「オリヴェッティ レッテラ32」(4万4,940円)、時計デザイナーがデザインした万年筆「ヨルグ・イゼック ディッピングペンセット」(14万1,750円)をはじめ文房具、時計、ミニカー、グラス、服などデザインや機能に優れた商品約3,000アイテムをセレクト。販売員のユニフォームも全てイニシャル入りのオーダーシャツで統一し、こだわりの商品と空間を提供していくという。
そのほか、名古屋初登場のバッグブランドを含めた全19ブランドを導入し、財布や時計など旅行に関する商品を集めた4階の「Travel Concept」、有名店で職人が使用している鍋や包丁、食材などを集めた6階の「職人の技」、国内やヨーロッパなどから特にデザイン性の高い花器をセレクトした同6階の「花器(Craft Concept)」、「イームズ」をはじめ、ヨーロッパや国内アーティストがデザインした約50アイテムの椅子のみを集めた9階の「椅子屋(Space Concept)」がオープン。各コーナーの床をカーペットにしたり陳列用什器を一新するなど、フロア内でも他エリアとの差別化を図る。
メーンターゲットは、名駅周辺で働く会社員の男女。同店担当者は、「今までの東急ハンズは『クラフト素材や機能性重視の商品がメーン』というイメージが強かったが、『次世代型ハンズ』を目指し各コーナーでは機能だけでなく素材やデザインにもこだわった商品を多く展開していきたい」と話している。営業時間は10時~20時。