JR名古屋タカシマヤ（名古屋市中村区名駅1）10階特設会場で開催中の「2007タカシマヤ新入学フェア」で、ランドセルの販売が始まっている。

　ランドセルの販売は昨年10月より始まっており、今年4月に小学校に入学する子どもや孫を持つ消費者から「早めに商品を見てじっくり選びたい」「人気ブランドのものや、好きな色のランドセルを買ってあげたい」という要望が多く寄せられるため、毎年ランドセルの購入ピークは早まる傾向にあるという。

　今年のランドセルの人気色は女児用の「ターコイズブルー」。同色をブランドカラーとしている女児向けの人気ブランド「エンジェルブルー」のランドセル（52,500円）をはじめ、タカシマヤオリジナル商品「エコスムースカラーランドセル」（42,000円）も、全12色のうち10月末までに同色が最初に完売した。

　次いで人気があるのは「ローズピンク」や定番色の「赤」で、売り場の担当者は「ターコイズブルーは色指定で購入しに来る人、現物を見て色の可愛らしさに惹かれて購入する人ともに人気が高い。また今年から人気ブランドの『メゾピアノ』や『シャーリーテンプル』が発売した女児向けの黒色も好評で、すぐに完売した」と話している。

　また、防犯ブザー取り付け用のDカンや、車のライトに反応する反射鋲・反射テープなどを装備している「エコスムースカラーランドセル」やランドセルブランド「オリビエ」の「ナビランド」（43,050円）は、セコムのセキュリティーサービス「ココセコム」に対応する名刺サイズの「GPS（全地球測位システム）」端末をランドセル内にセットでき、パソコンや携帯から子どもの現在位置を確認できるサービス機能が付いたものなど、特に安全性、防犯機能を重視している商品が多いのが特徴。ほかに、NASAで使用されている衝撃吸収材「テンパーフォーム」を肩ひもと背当てに使用した「プレミアムプーマ」のランドセル（50,400円）なども販売。

　同店によると、ランドセルの平均単価予想は43,000円前後だという。催事は3月27日まで。

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