中部国際空港セントレア(愛知県常滑市セントレア1)3階のレストラン「クイーン・アリス&トゥーランドット」は2月1日、提供する料理の内容を変更し「アリス ダイニング」(TEL 0569-38-7866)として生まれ変わる。
同レストランは、フランス料理「クイーン・アリス」と中華料理「トゥーランドット」が合体したレストランで、客席から滑走路を見渡すことができ、結婚式や宴会にも対応するほかVIPルームも併設した「セントレアの迎賓館」として2005年2月、同港開港と同時にオープンした。
オープン当初より「少し高級な日本料理を楽しめるレストランが欲しい」という顧客の希望が寄せられたことや、本格的な日本料理の店舗がなかったことから、1月31日で同レストラン内の「トゥーランドット」の営業を終了し店名を変更、2月19日からは日本料理「歌舞伎」を新たに加えた新店舗となる。日本料理「歌舞伎」は、「クイーン・アリス」の石鍋裕シェフが提案する日本料理店で、「アリスin歌舞伎」(東京都中央区銀座)に次ぐ初の支店。
店舗面積は900平方メートル。席数は150席。内装は、オープン当時の「自然と調和・モダン」をコンセプトとし、鳥かごをイメージしたメーンダイニングはそのままに、店内のレイアウトを一部変更し既存の個室3室(8人用VIPルーム、8人用個室2室)に6人用の個室2室を新設する。日本料理「歌舞伎」で提供するメニューは、ランチの「野点弁当」=2,500円をはじめ、「歌舞伎コース」=ランチ4,000円、ディナー6,000円、「大歌舞伎コース」=ランチ5,000円、ディナー8,000円など。
主なターゲットは近隣居住者や名古屋から訪れる主婦層のランチ需要だが、同空港の担当者は「個室を充実させているので、接待での利用や団体客の利用も見込んでいきたい」と話している。想定客単価は約8,000円。営業時間は11時~22時。店内改装のため2月7日~9日は休業。