名古屋駅前の名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)のシンボル「ナナちゃん」が11月13日、リンゴをモチーフにした衣装に着替えた。
本館7階催場で同日始まった「長野大物産展」の一環で行ったもの。ナナちゃんが身に着ける衣装は長野市内の服飾専門学校の生徒が同県名産品のリンゴをモチーフに考案したデザインで、頭には赤色の生地に枝や葉の形をした飾りを付けるリンゴ形のベレー帽をかぶせ、赤色と緑色の幾何学模様のワンピースを身にまとわせた。足元はブーツとした。
「長野大物産展」では32店が出店。長野県産のシャインマスカットやリンゴ、軽井沢のホテル「万平ホテル」のアップルパイ(3,000円)、カボチャや野沢菜などの種類を用意した郷土料理「おやき」、信州牛や信州豚を使った弁当、栗を使うスイーツ、ソフトクリームや牛乳パンなど地元のグルメのほか、石臼でひいたそば粉を使う手打ちそばをイートインで提供する。
名鉄百貨店オープン70周年記念商品も用意。創業290年で七味唐辛子の老舗店「根元 八幡屋礒五郎」が出店し70周年記念のナナちゃんオリジナル缶入りの七味(540円、限定300個)を販売するほか、信八唐辛子や陳皮(ちんぴ)、白ごま、黒ごま、シソ、さんしょう、ショウガを注文客の目の前で調合し、辛さなどを希望に応じて調整する「70周年特別ブレンド」(10グラム、648円)を提供する。スイーツ工房「TEMO..jp atelier shop」はナナちゃんのシルエットと花の飾りを付けた「ナナちゃんオリジナルタルト」(411円)を販売する。
リンゴモチーフ衣装のナナちゃんの展示と物産展は11月19日まで。開催時間は10時~20時(最終日は18時まで)。