NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送を契機とした催事「豊臣兄弟! 名古屋中村 大河ドラマ館」(名古屋市中村区中村町木下屋敷)の開催が1月24日に始まった。主催は、名古屋市・名古屋市大河ドラマ「豊臣兄弟!」活用推進協議会。
「大河ドラマ館」のキャスト全身パネル前で撮影に応える池田鉄洋さんと小林顕作さん
会場は、豊臣秀吉・秀長兄弟の生誕の地とされる中村区の中村公園内に、期間限定で開設された複合施設「豊臣ミュージアム」内。場内には、ドラマで使われた衣装や小道具を展示するほか、実際に入ることができる撮影用セットを再現した「小一郎の家」などを設置。キャストやスタッフのインタビューやメーキング映像を上映するシアターや、主要キャストの全身パネルを並べたフォトスポットも用意する。併設するミュージアムショップ(入館無料)では、名古屋定番の菓子や雑貨やミュージアムのオリジナルグッズを販売する。
オープニングセレモニーでは、「名古屋おもてなし武将隊」の「豊臣秀吉」「織田信長」が登場し、幕開けを飾った。広沢一郎名古屋市長らによりテープカットも行われ、広沢市長は「中村の地に関心が高まるチャンス。全国から人を迎え入れ、にぎわいを創出し、地域活性化につなげたい」と意気込む。
セレモニーには、丹羽長秀役の池田鉄洋さんと弥右衛門役の小林顕作さんも参加。池田さんは「ドラマの1話目から登場する中村の地に来られて光栄」とあいさつし、「小一郎と藤吉郎の衣装は、夏場の撮影だったため汗が染み込んでいるのでは。今の段階はボロボロだが、2人が出世するにつれて着る物も変わっていくのも見どころ。台本を読んで、感動したり、笑ったり…何度も涙した。これからますます面白くなる」と話した。小林さんは「館内を少し見たけど、すごい」と来場者に呼びかけ、「信長の色鮮やかな衣装展示もあり、説明が呪文のようにつづられていた」とも感想を述べた。
同ドラマ制作統括の松川博敬さんは「この企画が始まった時から、子どもでも歴史初心者でも、家族で楽しめる大型娯楽時代劇を作ろうと心に決めていた。中村の地から全国へ発信してほしい」と呼びかけた。
そのほか、豊國参道には、中村ゆかりの武将をデザインしたマンホールを設置。セレモニー後に池田さんと小林さんが見学し、「鮮やか」との感想の声を上げた。
豊臣ミュージアムの開館時間は9時~17時(最終入場16時30分)。「大河ドラマ館」の入館料は、大人=800円、小人=400円。来年1月11日まで。