名駅西のレストラン「ビストロ教会」(名古屋市中村区椿町16、TEL 052-459-6300)は3月末より、映画「ゲゲゲの鬼太郎」公開記念で期間限定メニューを提供している。
同企画は、4月28日から全国ロードショー予定の映画「ゲゲゲの鬼太郎」の公開を記念して、名駅地区や栄地区など名古屋の飲食店全7店舗で、「妖怪」をモチーフとしたメニューを期間限定で提供するタイアップ企画の一環。「ビストロ教会」では、「ゲゲゲの鬼太郎」登場キャラクターなどにちなんだドリンク1種類、フード4種類の全5種類の特別メニューを取りそろえた。
ドリンクメニューは、トマトジュースをベースにセロリ、ハマグリエキスなどをブレンドしたノンアルコールカクテル「からかさの栄養カクテル」(680円)。フードメニューは、スッポンの酒をベースに、ワニ肉、カエルの肉片、ウサギのミンチを炒めた「スッポン妖怪の逆襲 ゲテモノ炒め」(1,000円)、塩アイスからヒントを得て開発したという、バニラアイスに白コショウ、黒コショウをかけた「砂かけババアのアイス」(400円)など。
一番人気の「目玉おやじのリゾット」(800円)は、白い皿にトマトソースを敷き、中央にイカスミのリゾットを盛り「目玉」をイメージ。トマトソースのまわりには、イカスミでスジを描き「目が充血している感じ」を表現しているという。どのメニューも、来店客からは「見た目の不気味さの割にはおいしいと好評」(同店)で、土曜・日曜には10食以上の注文が入る日もあるという。
同店の小池店長は「もともと当店ではワニ肉やカエル肉を使った『ゲテモノ料理』などを提供していたこともあり、『妖怪』がモチーフと聞いてスタッフ全員で楽しみながら開発した。今後も、映画タイアップ企画があれば是非参加したい」と話している。ほかには、「鉄板焼DINING 土ノ響」(中村区名駅南1)の「一反木綿の大根サラダ」をはじめ、栄地区の飲食店でも「妖怪」をテーマとしたメニューを提供している。同店での限定メニュー提供は、5月末まで。
映画「ゲゲゲの鬼太郎」は、水木しげるさんの人気妖怪漫画「ゲゲゲの鬼太郎」を初めて実写化した話題作。主演は、ウエンツ瑛ニさん、他の出演者は井上真央さん、田中麗奈さん、大泉洋さんほか。4月28日より、「ミッドランドスクエア シネマ」(中村区名駅4)をはじめ全国でロードショー公開予定。