名古屋ルーセントタワー(名古屋市西区牛島町6)で4月27日より、アートイベント「第1回 ルーセントアートフェスタ ―草上の響宴―」を開催している。
同企画は、今年1月にオープンした同ビルで行われる大規模なイベントの第1弾企画。イベントでは1階のオフィスエントランスをメーン会場に、コンサート、パフォーマンス、同ビル内各所に設置されているアート作品を利用した企画などを展開する。
メーン会場では、カルティエ現代美術財団での個展や、映画「さくらん」で劇中に登場する花のフラワーデザインなどを務めたアーティスト、東信(あずままこと)さんによる「グリーン・アート展」を開催。1階のオフィスエントランスには、20メートル×3メートルの巨大な芝生の広場、高さ2.5メートルの芝生のオブジェや花を使った作品などが登場。来場客は芝生の上を自由に歩いたり寝転んだりすることが出来るほか、会場にはドリンクカウンターを設置し、アルコールやソフトドリンクを無料で提供する予定。また芝生の広場では、「MITCH&HIS ALL STARS(ミッチ・アンド・ヒズオールスターズ)」のジャズコンサート(27日19時~)、女性ダンスカンパニー「珍しいキノコ舞踊団」のダンスパフォーマンス(28日14時~)なども開催予定で、同29日16時30分から、展示した芝生の一部をカットし、先着50人にプレゼントする企画も。
そのほか、同ビルメーンエントランスに展示されている、ダイヤモンドリング型のアート作品「シンボル・オブ・ラブ」では、来乗客先着30人が記念撮影できるサービス(27日~29日13時~)や、同ビル内の7つのアート作品を見て回る「アートツアー」、同ビル敷地内の広場に展示されたシンボルアート「こもれび」は、イベント期間中の日没から通常行っていない特別なイルミネーションで演出し、作者の五十嵐威暢(いがらしたけのぶ)さんのトークショー(28日16時~)なども予定されている。
会期は同29日まで。入場無料。