中部国際空港セントレア(愛知県常滑市セントレア1)旅客ターミナル4階のリラクゼーション施設「くつろぎ処」(TEL 0569-38-8282)が11月から、リニューアル工事を実施する。
同リニューアルは、来年2月の同空港開港3周年に合わせて実施されるもの。同施設は、展望風呂やエステ、ヘアサロン、休憩所などを併設した施設として、2002年に空港開港と同時にオープンした。特に、ガラス窓を採用し入浴しながら滑走路を眺められる展望風呂「宮の湯」はオープン以来好評で、昨年10月には施設全体の利用者数50万人を達成。現在までの利用客は65万人を超えているという。
今回のリニューアルでは、顧客から寄せられた要望を元に、「宮の湯」内の浴室から野外デッキへ出て間近で飛行機が見られるような設備の設置を計画しており、ロッカーの見直しやリラクゼーション施設のメニュー強化など、浴室を利用しない客へのニーズにも対応していく。
同空港の担当者は「浴室からも飛行機の生の音を感じられるという臨場感と、屋外の開放感を体感できる施設として利用客に楽しんでほしい」と話している。
今回のリニューアルに伴い、同施設は11月1日より休業する。完成は2008年2月を予定。