納屋橋、堀川沿いに和風居酒屋-NY時代のルームメートと出店

新・和風ダイニング「KOBU(こぶ)」店舗外観

新・和風ダイニング「KOBU(こぶ)」店舗外観

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 名駅の東、納屋橋堀川沿いに11月19日、新・和風ダイニング「KOBU(こぶ)」(名古屋市中区錦1、TEL 052-231-8181)がオープンする。

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 同店は、名古屋市内でバー「COLORS」(名古屋市千種区日新通3)を経営する小塚さんが立ち上げる2店舗目。同店のオープンは、約8年前にオーナーの小塚さんとニューヨークでルームシェアをしていた友人の米上さんとの出会いがきっかけ。ニューヨークでは、小塚さんがバーテンダーを、米上さんが和食店に務めていたこともあり、「ニューヨークにいたころから、米上君といつか一緒に何かやりたいねと話していた。帰国後はバーテンダーの経験を生かして約3年前にバーをオープンしたが、2店舗目は米上君の料理の腕を生かした、和食中心の居酒屋をやりたいと思っていた」と話しており、米上さんの帰国で同店オープンが実現した。同店の運営は、オーナーの小塚さんと店長を務める米上さん、バー「COLORS」のスタッフ、松島さんが担当する。

 店舗面積は18坪。席数は、カウンター=10席、テーブル=20席。カウンター席とテーブル席では、椅子や床の色で変化を付け異なった空間を演出しているのが特徴。同店では、パン粉のほかにアーモンドスライスやあられ、湯葉をころもに使用した串揚げ24種類を中心に、大皿に盛りつけた日替わりの「おばんざい」、鮮魚の刺身や一品料理などを提供する。ドリンクは、ビール、酎ハイ、ソフトドリンクのほか、日本酒10種類、梅酒5種類、焼酎20種類を取りそろえ、季節によって「赤霧島」などの珍しい焼酎も用意する。

 主なメニュー価格は、串揚げ(500円~1000円)、「肉じゃが」(530円)、「牛すじの煮込み」(630円)、「刺身3種盛」(980円)「どて煮」(580円)ほか。客単価予想は,約4000円。同店オープンを記念して19日と20日の2日間は、通常550円の生ビールを100円で提供する。

 ターゲットは、20代~30代のビジネスマンの男女。名古屋駅に近い同店の場所柄、付近のマンション住民の需要も見込むという。カウンター席の前には大皿料理が並べられ、小塚さんは「1人で訪れる客や少人数の客にも、気軽に料理を楽しんでもらえるような、毎日来たいと思える店を目指したい」と話す。12月から年末にかけては、テーブル席を貸し切った忘年会需要を狙い、鍋やコース料理なども提供する予定で、来年1月からはランチ営業(11時30分~14時30分)も開始予定。

 営業時間は17時~翌1時。日曜定休。

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