スポーツバーの運営やイベント企画を手がけるスポルティーバエンターテイメント(名古屋市中区栄3)は11月18日、Zepp Nagoya(中村区平池町4)でプロレス興行イベント「愛プロレス博2007 My Revolution」を開催する。
同企画は、東海地区出身のプロレスラーと全国のメジャー団体などで活躍するプロレスラーが対戦する名古屋主催のプロレスイベント。今回で3回目。開催は、同社が運営するスポーツバー「Sportiva」の常連客から「名古屋から面白いプロレスの企画を」と提案されたのがきっかけ。同店オーナーの斉藤さんは「プロレスの大きなイベントは、関東で行われる興行がほとんどで、名古屋は地方興行として取り上げられる程度なのが現状。地元出身プロレスラーや名古屋のプロレスを盛り上げるため、1,000人規模で動員できる大きな会場で、名古屋から発信する『質の高いエンターテインメント』としてのプロレスイベントを開催したかった」と話している。2006年の初開催時には700人、今年5月の2回目の開催では1,000人と、順調に動員数を伸ばし注目を集め始めている。今回も、満席となる1,000人の動員を見込む。
今回の興行では、SHIGERU選手、マンモス半田選手、きも善のケンさん選手など東海地区で活躍するプロレスラーが、全日本プロレスで活躍する鈴木みのる選手、元新日本プロレスIWGPヘビー級王者の高山善廣選手らメジャー選手らと対戦する。出場選手は、約30人。当日は、「みちのくプロレス」所属の若干5歳、ミスター6号選手なども出場予定で「笑い」あり、「涙」ありの独自のステージを展開、シークレット選手として発表されるサプライズ企画も。
当日は、斉藤さんがDDTプロレスリングと共同で立ち上げたプロレス団体「でら名古屋プロレス」の入団会見も予定しており、東海地区出身でプロレスラー志望の16 歳~30歳のメンバーを発表予定。斉藤さんは「今後は、『愛プロレス博』も地元選手だけで盛り上げられるようなイベントにしたい。『でら名古屋プロレス』は、地域密着で地元ファンが応援したくなるような団体を目指し、イベントとともに名古屋でのプロレス興行で今までにないプロレスのスタイルを見せていきたい」と意欲を見せる。
興行は2部制で、第1部は「DDTプロレスリング」の興行「DDT Zepp Tour in Naogya2007」、第2部は「愛プロレス博2007 My Revolution」として開催。開催時間は、第1部=12時30分開場、13時30分開始、第2部=17時30分開場、18時開始。チケット料金は、「愛プロレス博」SS席=6,000円、指定席=5,000円、自由席=4,000円ほか。「DDT・愛プロレス博指定通し券」=9,000円ほか。チケットは「Sportiva」店頭ほか、チケットぴあなどで販売している。