名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)ヤング館前の巨大マネキン「ナナちゃん」が11月19日、クリスマス向けの衣装に変身した。
「ナナちゃん」は、身長6メートル10センチ、体重600キロ、1973年に同百貨店ヤング館(元セブン館)1周年を記念して入り口前に設置された巨大マネキン。「ナナちゃん」は、夏は水着姿に、中日ドラゴンズ優勝時はユニホーム姿になるなど広告塔として活躍し、名駅の待ち合わせ場所としても親しまれている。昨年は、同百貨店リニューアルにともない10月から一時撤去され、昨年のクリスマス時期にも姿を消していたが、今年3月に「ナナちゃん」自身も全身リニューアルされ、再登場した。
今年の衣装は、赤と黒のベルベット素材を使用し「クリスマスツリー」をイメージした3段フリルのワンピース。頭部と腕には、ファーやフェザーをあしらったワンピースと同素材の帽子と今年のトレンドを意識したロンググローブを身に付けている。また、ワンピースの前後には、ゴールド、シルバー、レッドのメタリックボール40個、「クリスマスの花」と言われるポインセチアの造花8つ、白色のLED300個が取り付けられており、夜間には電飾とともに光輝くという。
同百貨店では、11月から限定ジュエリーの販売、クリスマスケーキや限定コスメの予約受け付けも開始しており、館内にもクリスマスツリーを設置して、本館、メンズ館、ヤング館の全館でクリスマスムードを盛り上げていくという。
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