ライブハウス「Zepp Nagoya」(名古屋市中村区平池町4)で4月3日、ストリートダンスイベント「スーパーチャンプルナイト!!ジャパンツアー2008」が開催された。主催は中京テレビ放送。
「スーパーチャンプル」は、同局が制作している深夜放送のストリートダンスバラエティー番組。2004年4月~2005年7月に同局が制作し日本テレビ系列で放送されていたダンスバラエティー番組「少年チャンプル」の放送終了後、視聴者から番組復活を望む要望が多く寄せられたことから、2006年10月よりタイトルを「スーパーチャンプル」に改め、ストリートダンスをメーンとした番組として復活した。
同イベントは、同番組に出演している全国のストリートダンサーが、オリジナルのストリートダンスを繰り広げるダンスイベント。昨年東京で初めて開催されだが、今年から規模を拡大し名古屋を皮切りに、福岡、大阪、仙台、東京と全国5カ所の「Zepp」で開催される。チケット料金は、3,500円。
当日は、10代後半~20代を中心とした862人が来場し、小学生以下や小学生の子どもを持つ親子連れの姿も多く見られた。イベントには、同番組出演で人気を呼び昨年CDメジャーデビューを果たした女性ダンスユニット「杉本姉妹」をはじめ、覆面ダンサー「ひとりでできるもん」、フリースタイルダンスユニット「B.M.H~ばい菌持ってる鳩~」、「EGU-SPLOSION」、「ストロングマシン2号」ら人気ダンサー20組以上をはじめ、地元のダンススタジオに通うキッズダンサーらもゲスト出演した。出演した人気ダンサーらは、観客を巻き込んだり客席に乱入しながら個性的なダンス「ショーケース」を展開、「牛乳に相談だ」CMで知られる軟体アニメーションダンサーのKAZUMIさんは、得意の「軟体KAZUMIスパイダー」を披露して会場を盛り上げた。
ラストは、同番組で審査員を務めるストリートダンサーの坂見誠二さんが構成・振り付けを手がけた「チャンプル・ハイスクール」を披露。高校生ダンサーらが「部活」をテーマとしたストリートダンスを繰り広げ、会場は大盛況に包まれた。
同番組プロデューサーの黒宮さんは「最近は、10代~20代の若者だけでなく、小学生以下の子どもでもダンスを習っている人が増えていて、毎年ストリートダンスやキッズダンス人気の高まりを感じている。6月にはキッズダンスの特集番組を企画し、今後も番組主催のダンスイベントを定期的に開催し、日本のストリートダンスシーンとエンターテインメントビジネスの発展に協力していきたい」と話している。
5月4日には、ナガシマスパードーム(三重県桑名市)でイベント「スーパーチャンプル 春のオールスターまつり in Nagashima」の開催も予定している。
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