駅弁の企画・販売を手がける名古屋だるま(名古屋市中村区亀島2)は7月7日より、名古屋駅コンコースの「グランドショップ名古屋」で名古屋の郷土弁当「びっくりみそかつ弁当」に使われている「みそだれ」を販売している。
びっくりみそかつ弁当は、1999年4月に新幹線700系のぞみ運行開始を記念して発売されたもので、名古屋駅弁の味噌かつブームの火付け役とも言われている。味噌かつ・白飯・みそだれ・ポテトサラダ・いんげんごま和え・オレンジなどが入っており、ボリューム感のある巨大な味噌かつと甘辛い味噌味が特徴。価格は980円。
「みそだれ」は八丁味噌を使った味噌だれで、家庭用に特別に作られたもの。同商品のパッケージには「名古屋弁講座!!入門編」として、5種類の名古屋弁とその意味が印字されている。
同商品について、同社の松村さんは「他県の駅弁フェアで出店したときにお客様から『みそだれ』を分けてほしいと言われたことが誕生のきかっけ。瓶詰めにして販売をするために『日持ち』や『味の再現』でとても苦労したが、池袋の西武や心斎橋のそごうで『みそだれ』を使った実演販売をしたところとても好評だったのでうれしい。『びっくりみそかつ弁当』のファンの方にもぜひ食べてもらいたい」と話す。
現在1店舗のみでの取り扱いだが、今後販売箇所を増やす予定もあるという。価格は680円。販売時間は6時15分~22時。
市内配達専用「名古屋城本丸御殿弁当」-ビジネス需要見込む(名駅経済新聞)名古屋名物を凝縮した幕の内弁当「名古屋めし」発売(名駅経済新聞)名古屋名物「どて煮」入りの人気みそかつ駅弁を実演販売(名駅経済新聞)名古屋土産に新製品-八丁味噌と抹茶を使ったラスク(名駅経済新聞)名古屋だるま